ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2017.7.21 22:00

山本大臣の変な弁明

嘘つきは一般に、自分の嘘を簡単には認めない。

山本幸三国家戦略特区担当大臣が奇妙な弁明をしている。

同行した秘書官が面談記録のメモを途中で止め、
その途中まで書いたメモも既に廃棄したと。

大臣とその秘書官が何故、
敢えてそんな無責任なことを
しでかしたのか。
甚だ不審。

そんなことをしたら、
相手側から一方的に不利な主張を
突き付けられても、
説得力ある反論が出来ない。

場合によっては、国益を損なうことにもなりかねない。

もしそれが嘘でないなら、デタラメ過ぎる。

大臣いわく、メモを中断した理由は、
面談の途中で日本獣医師会側の記録を見たら、
改めてメモを作る必要がないと判断したから、と。

それほど正確な内容だったと、
自分から太鼓判を捺してどうする。

ならば今更、その内容を否定しても、
誰も耳を貸すはずがない。

更に「京都だって、追加であり得るんですよ」とも発言したとか。

これはどこにも記録にない。

だから勿論、そのまま信用出来ない。

もし信用しても、
「京都だって」「追加もあり得る」というのは、
“加計学園ありき”を前提とした表現。

何の釈明にもなっていない。

むしろ自白に近い。

この人、本当に大丈夫か。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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