ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2017.8.3 02:01日々の出来事

内閣改造に興味を持てない理由


内閣改造には全然、興味を持てない。

テレビは延々と内閣改造の解説ばかりやって、国民の

興味を掻き立てようとしているが、劣化保守勢力は

嬉しいことだろう。

 

安倍内閣の大宣伝ばかり「マスゴミ」がやってくれてる

わけだから、ネトウヨ安倍信者たちは「マスゴミ」に

感謝しなければならない。

 

政権の情報は、どうしたってマスコミで多く流れるもの

だし、野党の方は情報そのものが少ない。

 

だが、わしは政権交代可能な野党を作ることが、民主制を

健全に機能させることだと思っているので、民進党の方に

むしろ興味がある。

 

「民進党は解党しろ」とか「都民ファーストに期待する」

とか、言う連中は無責任だと思っている。

信頼できる政党は、上から降ってくると思っている連中

には、民主制の運用ができるわけがない。

信頼できる政党を作ろうとするのが、民主制国家の正しい

国民のあり方のはずだ。

 

共産党のような一枚岩が恐いという感覚もあるし、安倍政権

のような全体主義も嫌だと思うのなら、主張がバラバラでも

足を引き摺り下ろすいがみ合いはしない程度の一体感は

演出してみせる大人の政党を作っておかなければならない。

 

小池都知事は東京都で成果を出しておかねば、今の段階で、

国政進出にうつつをぬかす暇なんかないはずだ。

小池チルドレンも安倍チルドレンと同じクズばかりかも

しれないのだから、「都ファ」の国政進出なんかに期待する

者は選挙権を剥奪した方がいいレベルの愚民だろう。

 

劣化保守やネトウヨは「安倍晋三の独裁制」を望んで

いるのだろうし、10年でも20年でも安倍政権が続いて

ほしいのかもしれないが、それも度外れた愚民だ。

 

今は内閣改造ではなく、民進党に関心を持つべきだし、

代表選に注意を向けるときである。

あくまでも健全な民主制を作り上げるために。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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