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高森明勅
2017.8.4 22:00

憲法と自衛隊

憲法と自衛隊の関係をどう考えるか。

自衛隊は違憲か、合憲か。

違憲と見るなら、行き先は2つ。

憲法の規定に従って自衛隊を解体させる。

そうでなければ、自衛隊を維持する為に憲法を改正する。

そのどちらか。

もし違憲論を唱えながら、
これら2つのいずれに与するかを曖昧にするならば、
それは欺瞞だ。

自衛隊を合憲と見る場合、行き先はやはり2つ。

憲法も自衛隊も今のまま。

これに対し、
自衛隊を「一人前の軍隊」にする為に憲法を改正する、
という立場がある。

安倍首相が口走ったのは
合憲の自衛隊を合憲化する為に憲法改正が必要」という寝言。

寝言は寝てから言うべきだ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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