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笹幸恵
2017.8.21 06:15

だ、大東亜共栄圏の再来?

大河ドラマ『おんな城主 直虎』、欠かさず見てます。

ミーハーな高橋一生ファンとしては、直虎ではなく、

むしろ小野但馬守政次がドラマの主人公!

昨晩は悶々としていました。

ああ、今日は政次が死んでしまう。

見なきゃ死なない。

でも見たい・・・。

誘惑に勝てず見てしまいましたが、

いやあ、壮絶な最期でした!

そう来たか、と思うと同時に、

息を呑む圧巻の演技。

まさに「神回」。

「なつ」とのやすらぎのひとときに見せた

一生サマの笑顔は、どう考えてもファンサービス、

堪能させていただきました。

 

あーあ、一生サマ、死んでしまった。

回想シーンでもいいので、政次たくさん出してほしいです。

 

 

さて、私が地味に不定期で続けているシリーズ、

『新潮45』の「無名兵士の墓標」、

今号(9月号)は通信兵についてご紹介していますので、

関心のある方はご覧になってみてください。

ドンパチの戦闘だけが「戦争」ではないということを

紹介したくて、このシリーズを続けていますが、

今回は「通信の戦争」のみならず、

時代に翻弄されたある一人の通信兵の姿に焦点をあてています。

 

ちなみに、特集「怖い妻たち」の中の黒川伊保子さんという方が

寄稿されていた「なぜ妻は夫にムカつくか」という記事は

男女の脳の違いがわかって興味深かったです。

マンゴーパフェの話は女子「あるある」でした。

 

『淑女我報』でも著書を紹介した適菜収氏の

連載「だからあれほど言ったのに」では、

安倍首相の改憲を支持する人々を

こう一刀両断しています。

 

教条的護憲派は命をかけて憲法を守ろうとする。

昔「健康のためなら死んでもいい」というギャグがあったが、

「憲法のためなら死んでもいい」というわけだ。

こうした手段と目的を取り違えた人々は

揶揄の対象になってきたが、一部の改憲派も

メンタリティーは同じで、

「改憲のためなら死んでもいい」となってしまう。

安倍さんが財界の無茶な要望に従っているのも

歴史的偉業である改憲を果たすためだ。

アメリカの命令通りに国の形を歪め、

ロシアに対しては北方領土の主権を棚上げし、

中国からは大量の移民を入れようとしているのも仕方がない。

河野談話を確定させようが、日韓基本条約を蒸し返し

韓国に10億円を流そうが、皇室に嫌がらせをしようが、

決して批判してはいけない。

われわれは悲願である憲法改正のために今こそ

安倍政権を支えなければならないのだと。

カルトですね。

 

全くですね。

 

あと、女性皇族は外国王室に嫁いだらいいという

居酒屋談義をSAPIOで載せていた村上政俊(前衆議院議員)、

また同じような話を『新潮45』でも載せている。

女性皇族を将棋の駒のようにしか思っていないのがわかるし、

あまりにもバカバカしい妄想の垂れ流し。

アジアの王室に輿入れすれば、

「大東亜共栄圏の形を変えた再来」だって。

政略結婚が今なお可能だと思う時代錯誤っぷり、

大河ドラマの見すぎかしらん。

いや、ドラマが悪いんじゃないよね。どう考えても。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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