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小林よしのり
2017.9.1 08:26政治

資本主義を「保守」する政党はどこか?


民進党の枝野幸男氏から電話があって、代表選の結果報告と

推薦文を書いたお礼があった。

枝野氏は予想以上の善戦をしたのではないか?

わしは枝野氏を幹事長にして、挙党体制を作ってもらいたい。

 

前原氏と枝野氏の間で、そんなに距離があるとは、わしは

思えず、自民党との対立軸を明確にしなければ、民進党の

存在意味はなくなってしまう。

 

民進党内の「保守」という勢力はよく考えて欲しい。

第二自民党や第三自民党を作るのが「保守」ではない!

 

弱肉強食の新自由主義(自民党)か、将来不安を軽減する

再分配型(民進党)かという対立軸は、前原氏でも枝野氏

でも同じだ。

 

強者に儲けさせればトリクルダウンで庶民に富が滴り落ちて

来るという政策は、もうとっくに破綻している。

民進党の掲げるボトムアップ型は、単なる社会主義ではなく、

それこそが将来不安のない環境で、民間の活力を生み出して、

資本主義を活性化させる政策になるだろう。

それが資本主義を「保守」する方法論なのだ。

 

一般国民は、安倍政権と民進党の政策の差がまだ分かっていない。

ていねいに説明すれば分かるのだ。

テレビの司会者が、「自民党は強い、民進党は弱い」という

イメージを植え付けるから、一般人は「勝ち馬」に乗ろうとする。

 

民進党が悪いわけじゃなくて、マスコミが自民党との政策の差を

説明する能力がなく、国民が政策の差で選ぶことができないの

である。

弱肉強食か?将来不安の除去か?

国民はこの差で選べばいいだけなのだが、テレビがこれを伝え

ない。

民進党も、もっと一般国民向けに、超分かりやすく違いを訴え

れば勝てるはずだ。

 

資本主義を「保守」する政党はどこか?

わしはこの観点から、民進党を応援しているのである。

 

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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