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高森明勅
2017.9.12 22:00

紙の本と電子書籍

面白い実験がある。

紙の本と電子書籍、
どちらが記憶に残り易いか?

「ノルウェーの研究者、アン・マンゲンの研究では、
参加者に28ページの短編小説を読んでもらい、
あとから重要なシーンをどのくらい思い出せるかを調べた。
このとき、参加者の半分は電子書籍の端末で、残りの半分は
ペーパーバックで読んでもらった。

登場人物を思い出すことに関しては、
どちらのグループも同程度の成績だった。

ところが物語の流れを再構築するよう頼んだところ、
大きな違いが出た。

電子書籍で読んだ人は、14に分けたストーリーを
正しい順番に並べるテストで、
著しく悪い成績だった。

マンゲン氏は、
物語の進行に合わせて紙をめくっていくという作業が、
一種の感覚的な補助となるのだ。
すなわち、触覚が、
視覚をサポートするのだ』という」
(山口創氏)

それはそうだろうと納得できる。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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