ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2017.11.9 00:06メディア

玉川徹氏のコメントは見事だった


羽鳥慎一のモーニングショーで、玉川徹氏のコメントには

感動した。

 

今まで「八つ墓村」の住民の「姦通罪」コメントしか聞いた

ことなかったが、初めて「近代国民国家」の良識のある国民の

コメントを聞いた。

 

山尾志桜里氏は、逆風の中、無所属で、あれだけの激戦を戦い
抜いて、自民党の
議員を制して、当選してきたのだから、
今さら説明責任を問う
必要はないと玉川氏は言った。

全くその通りである。

 

たとえ密室で二人きりだったとしても、本人が男女関係は

ないと言っている以上、証明することは出来ない。

刑事が犯人に対して、状況証拠しか集められないから、

「自白しろ」と強制しているようなもので、自白の強要は証拠

にはならない。

立証責任は刑事にあるのだ。

 

玉川氏は山尾氏が「憲法の精神を守るための改憲案を出そう

としている」と考えている。

その通りだ。

 

確かに安倍改憲は「対米追従型」で、自衛隊を軍隊未満のまま、

「集団的自衛権」を行使させる最低最悪の改憲案だ。

これでは「侵略戦争」を防げない。

 

これに対して、山尾議員が考えているのは、「専守防衛型」で、

「侵略戦争」に歯止めをかける、平和主義の改憲案である。

 

しかも憲法の番人の機能を果たせなくなった最高裁判所では

なく、人事権を内閣に掌握できない「憲法裁判所」を作ろうと

している。

これが「憲法の精神を守るための改憲案」だ。

 

番組で、政策顧問が必要なら、倉持氏が政治家になるべきと

いうわけの分からない意見を言う人がいたが、そんなことを

待っていていたら、安倍改憲案の発議は止められない。

あくまでも時間がないから、いま二人にタッグを組ませる

のである。

 

ここを理解しない者は、安倍改憲案に賛成だからだろう。

地球の裏側まで米軍について行って、侵略戦争の片棒を

担ぎたい連中である。

 

あるいは「改憲反対」を叫んでいれば、3分の2議席を

押さえられた国会の状況をひっくり返せると夢を見ている

馬鹿くらいのものだ。

 

現実を見て対処している国会議員が、山尾志桜里しか

いない惨状、そのサポートができるのが倉持氏しかいない

という実状を直視するべきである。

 

この件で山尾氏や倉持氏にインタビューしようとしても

無理だ。

山尾氏は何を言っても邪推から逃れられない、火に油を

注ぐだけと考えており、倉持氏にはプロとしての守秘義務が

ある。

わしだけが、全てを把握しており、真実を語ることが出来る。

 

「グッディ」という番組がわしにインタビューを求めて

きていたのに、途中でキャンセルした。

小林よしのりは、悪口合戦に水を差すと判断したのだろう。

思う存分、悪口が言いたいのだ。真実なんか関心がない。

 

ワイドショーにも一片の良心があると証明したのは、羽鳥の

「モーニングショー」と、「ノンストップ」だけだった。

 

あとは全部、八つ墓村の住人だらけ。

悪口が楽しくて楽しくてたまらない阿呆だらけである。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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