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笹幸恵
2017.11.9 14:48

国際平和に貢献するため、だって

「小池百合子、前原誠司の失脚の裏に米国政府

在米日本大使館の内部文書入手」

という記事が、週刊朝日の加筆記事として

AERA dot.」に紹介されていました。

 「小池百合子、前原誠司の失脚の裏に米国政府在米日本大使館の内部文書入手」


まずは自民大勝の選挙結果について。

ラッセル国務次官補(当時)をはじめとする

米国政策当局者が日本の親米派の政治家に接触、

彼らを安全保障に関する論客として育成、

そして、「結果として米国にとって

最も都合のよい安倍政権の大勝となった」

という孫崎享氏の言葉を紹介している。

 

この育成云々はともかくとして、

総選挙後、在米日本大使館がまとめた内部文書では、

「改憲勢力が発議可能な3分の2を確保した総選挙結果は

米国には大歓迎の状況だ。むしろ米国が意図して作り上げたとみていい」

と書かれているという。

 

なぜなら、米国民は朝鮮半島有事に関心がないから。

「日本や韓国が(軍事)負担を負うことが確実にならない限り、

米国は軍事行動に踏み切れないのではないか」

と内部文書では本音をポロリ。

 

要するにアメリカは、日本に戦争させたい。

そのために安倍政権は都合がいい。

だって何でも言うこと聞くから。

 

トランプ大統領にすり寄り、卑屈なまでにご機嫌を伺い、

それが「おもてなし」だと思っている安倍首相は、

あまりにもみっともなかった。

国際政治って「仲良しごっこ」をやってりゃ済むのか?

 

トランプジャイアンにかわいがってもらった
安倍スネオはすっかり強気の姿勢を見せている。
記事によると、

モリカケ問題をさっさと片付け、18年中に国会で改憲発議、

19年春には消費増税先送り表明、7月には参院選と同日の

改憲国民投票のシナリオを描いているという。

本当に憲法の議論を急がなきゃなりません!

 

しかも93項の自衛隊明記の加憲案に、

「国際平和に貢献するために」って入れたいんだって。

めまいがする。

 

「もはやどの国も、一国のみで平和を守ることは

できない。これは世界の共通認識だ」

 

安倍政権は、積極的平和主義を謳い、

集団的自衛権を行使できるようにするために、

この言葉を繰り返し使ってきた。

安倍首相のみならず、統幕長も使っていたし、

先日ある行事に参加したら、外務省の役人もいまだに

この言葉をそのままスピーチで使っていた。

 

いや、だから、まず個別的自衛権が行使できる体制を

きちんと作りましょうよ。

いくら永田町や霞が関で美しい言葉を並べても何の意味もない。

様々な制限があり、手足を縛られた状態で自衛隊員に戦え、などと、

まともな神経の持ち主なら言えない。

無駄に死ねって言っているようなものだ。

歴史から何も学んでいない。

それとも誰かが死ななきゃ、気が付かない?

 

 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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