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トッキー
2017.12.19 13:03新刊情報

よしりん辻説法・シリアルキラー論感想

大好評・よしりん辻説法!
メーリスから感想をご紹介!


昨日さっそく、FLASHを
ゲットすることができました。

ブログで予告を読んだときから
楽しみにしていました。
どちらか言えば、私もシリアルキラーと聞くと
血が騒いでしまうタイプというのもあります。

グロい映画は苦手なのですが、
作品のテーマや内容の必然によって、凄惨さや、
グロテスクなシーンは避けられないが、
それがギリギリのところで絶妙に表現されている、
デビッド・フィンチャーの【セブン】や、
辻説法にも載っていましたが、
ジョナサン・デミの【羊たちの沈黙】、
あと少し古いですが、ヒッチコックの【サイコ】
などは大好きな映画です。
【羊たちの沈黙】や【サイコ】は、
話自体はフィクションですが、
前者のレクター博士も、
後者のノーマン・ゲイツも、
実在のシリアルキラーが
モデルですので、
そのリアリズムにゾクゾクしながら、
手に汗握って見入ったものでした。

最終ページにありました、
「狩猟民族の殺人鬼の方が狂い方が
ハンパなくて怖い」
「西洋の殺人者はグロテスクで
狂った華やかさがある」
というのは、私もそういう感覚が
あるのでとてもよくわかります。
また、レクター博士のモデルのひとりである
ヘンリー・リー・ルーカス
(被害者300人以上)とか、
ウクライナのチカチーロ
(推定被害者数56人)のような
モンスターはさすがに日本では生まれにくい
だろうとは
思ういっぽうで、
続いてりか坊さんのセリフにあった、
「けど、私は日本の殺人鬼の方が怖いですね。
日本の殺人鬼は私と同じ日常の延長で
殺してる気がして、ぞっとするんです」
には、とてもとても同意します。
海外のニュースを見聞きしたときや、
同じく実在の人物がモデルの映画を
観るときも、
それはジェットコースター
のように、安全だとわかっている
ところで
ゾクゾク感を味わっているような
ものだと思うのです。

他方、日本の殺人鬼。
そういう事件がニュースで流れるたびに、
子育て中の身としては、
どうしたら自分の子供が被害に合わないか、
どうしたら自分の子供が殺人鬼にならないか、
ついそういう視点でも事件を見てしまいます。
座間市の事件について辻説法に、
「SNSで“死にたい”と書いて、殺人鬼に捕まった
少女たちは、実は誰一人として本当に
死にたかった者はいない」
とありましたが、本当に胸が痛くなりました。
心の叫びを誰かに聞いてもらいたかった、
受け止めてもらいたかったのでしょう。
死にたいんじゃない、
生きているのが苦しいのだ、と。

宮崎 勤の事件は、ずいぶん前ですが
よく憶えています。
事件の内容も、決して知らない方では
ないと思いますが、
それでも、
「逮捕されると、取調べの刑事が真剣に
自分の話を
聞いてくれるから、
宮崎にとってこれが唯一の信頼関係になった。
その人との関係性に精神の安定を得た宮崎は、
あっさりと自白を始めたのだ」
というのは初めて知りました。

「ヒトは本能が壊れたサルだから、
帰属による縛りが
なくなったら、
ケモノ以下の醜悪な化け物になってしまう」
座間市の事件の犯人や、宮崎 勤だけでなく、
日本のシリアルキラーを数名思い浮かべてみると、
確かにその通りですね。

宮崎事件のときは、今のような
ネット社会では
なかったわけだから、
シリアルキラーが生み出されることと、
ネット社会は関係ないところもあるかも
しれないけれど、
少なくとも、
シリアルキラーを増幅させたり、
その犯罪を容易にしたり、また、
犯罪者が被害者に近づく
きっかけを
増やしているというのは事実だと思います。
(リボンの騎士さん)

ネット社会というものは、
リアルな社会のヨコ軸を分断して、
人間をケモノ以下の醜悪な化け物に
させることを加速する装置にも
なっちゃうものなんじゃないですかねえ。
ネットで新たな共同体ができるとか
言ってる人もいますけれども。

トッキー

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