ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2018.2.23 03:30政治

「実力」ではない、「戦力」だ。


山尾志桜里氏が言う通り、92項を残して、

自衛隊の合憲違憲の論争に終止符を打つことは

できない。それはその通り。

 

自衛隊は戦力ではなく、実力だと詭弁を弄しても、

「実力」なんて言葉は日本語としてもおかしいし、

外国人は意味が分からないだろう。

 

「実力」とは何か?

「わしには実力がある」と言っても何の実力か分から

ないだろう。

「わしには、漫画を描く実力がある」と言えば分かる。

 

同様に、「自衛隊には、侵略軍と戦う実力がある」

言えば分かるのだ。

従って「戦う実力」=「戦力」になる。

92項が禁じている組織を日本国は持っているのだ。

 

だが、安倍首相が憲法の「議論」を促しているのは、

まったく正しい。

「徹底的な議論が必要で、その場は憲法審査会だ。

どのような条文を書くか、私は国会に任せる。私が

一石を投じたことで皆さん方もこうやって議論を

始めたわけだから、ぜひ議論を深めていただきたい」

安倍首相のこの言葉は間違っているか?

 

議論は民主主義の基本である。

議論をしたくないというのは、民主主義の否定。

堕落でしかない。

野党の方から、わしに反論があれば、ぜひ言って

ほしい。

なんなら公開討論に応じよう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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