ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2018.3.24 04:10日々の出来事

山尾志桜里は超合理主義ではない


先日、井上達夫氏と山尾志桜里氏とわしで鼎談を行なった。

載せるのは『ゴー宣〈憲法〉道場』(毎日新聞出版)だ。

4月末ごろ、発売になる。

 

このとき、わしは山尾氏に苦言を呈した。

井上達夫氏は第三者だが、非常に的確にわしの言い分を

フォローしてくれた。

諸君、井上達夫はやっぱり人間的に信用できるぞ。

53日の「ゴー宣道場」に登壇してくれるから期待

してくれ。

 

言っておくが、対面して、腹を割って話すと山尾氏は

やっぱりわしの言うことが通じる。

「ゴー宣道場」がマイルドだったら二人を助けられたか、

とわしが言うと、「私だってマイルドじゃない」と主張

した。その通りだ。彼女は分かっている。

 

倉持に対する意見は「私に言わないで、親分の方から、

言ってください」と言われてしまった。

わしはこの言葉の中に、超合理主義に見える山尾志桜里

の、日本人的な「仁義」の感覚を感じてしまい、驚いた。

 

政治家という立場、私的な立場、いろんなものが山尾氏

に制約をかけて、公的に言えないことがいっぱいある。

その言えないことを、わしの立場から代弁していたと

いうことも、彼女は分かっていて、ちゃんと感謝してる

ようだ。

 

鼎談の夜、書いたわしのブログに対しても、翌日、山尾

氏からメールがあって、「感謝してます」と書いてあった。

やっぱり山尾志桜里は信用していい人間性を持っている

と思う。

 

倉持は若い。あの世代は誰だって調子に乗ってしくじる

ことはある。

わしもあの年齢の頃は血気盛んで無茶苦茶だった。

今でも世間的には無茶苦茶なのかもしれないが、人生は

真面目に正義を追及する感覚と、ケ・セラ・セラが混合

していていいんだ。

倉持よ、落ち込む必要はない。君には両方あるんだ。

「ゴー宣道場」の支持者も、あたたかく見守ってほしい。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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