ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2018.4.3 22:13日々の出来事

「SPA!」『ゴー宣』に写植の間違いあり


6時に起きてしまった。

SPA!」『ゴーマニズム宣言』を読んでみると、68pに

「庶民目線でオウム裁判をしていた」とある。

これは間違いだ。

「庶民目線でオウム批判をしていた」である。

 

もっと酷い間違いがある。

69pに「したがって「集団的自衛権」を容認したまま

「自衛権」を明記する安倍改憲案は反対である」とある。

これは「自衛隊」を明記する・・であり、「自衛権」では

ない。

これは意味が変わってしまうほどのかなりダメな間違い

である。

 

最近ずっと写植の間違いはなかったのだが、何で

こんなに間違いが多いのか?

文字・写植の間違いは、わしがコンテの段階で間違って

いる場合と、秘書岸端の段階で間違った場合と、編集部

で間違った場合がある。

 

コンテを確認してみたが、わしは「オウム批判」と書い

ているし、「自衛隊」と書いている。

すると、岸端か、編集部で間違ったことになる。

 

わし⇒岸端⇒担当・織田⇒さらに編集長までチェック

する人物は上がっていくはずで、どこかで気づいてくれ

ないと困る。

 

わしがコンテの段階で、間違っていたとしても、誰かが

気づいて修正しなければならない。

ましてや、わしのコンテで間違ってないのに、商品と

して間違っているのは、全然ダメだ。

 

「自衛隊」か、「自衛権」かというのは根本的な問題

なので、読者に誤解されると思うと残念である。

どこで間違ったのかを確認して欲しい。

 

官僚じゃないんだから、プロなら間違いがあっては

ならない。

データの間違いや、改ざんが許されるのは、民主制の

基本を預かり、国家運営の土台をつくる「公」の仕事

をしている官僚だけである。

漫画作品をつくるプロの現場では、絶対にあっては

ならない。

例えわしが指示しても、間違いを見逃してはならない。

プロのクリエイターは、官僚より厳しく仕事をしよう!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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