ゴー宣ネット道場

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笹幸恵
2018.4.15 07:04

私は「変わった」らしい。

私が主宰する「パンダ会」というふざけた名称の

勉強会(戦争体験者の話を聞く会)のメーリングリストに

53日のゴー宣道場の開催案内を送ったら、

ある方から「メーリスを解約してください」という連絡があった。

 

笹さんに共鳴して、応援するつもりで登録していたのに。

今回の憲法のことでがっかり。

小林よしのり氏が変わってしまって、笹さんまでとは。

とても残念・・・

という内容でした。

 

変わったって、何が?

 

戦争経験者に話を聞く(戦史に関心を抱く)

=日本は悪くなかった

=戦後の左翼に反対!

=安倍政権支持

=安倍加憲案(自衛隊明記案)支持

=5月3日は「美しい日本の憲法をつくる国民の会」
集会に参加しないとおかしい。

 

この方は、概ねこういう思考回路ではないだろうか。

このパッケージの枠に入らない人がいるのを、

「どうしてだろう」と考えもせず、

「変わってしまった」「残念」と片付けてしまう。

そこには「自分が絶対的に正しいのだ」

「私の考えこそが正しい結論なのだ」という

思い上がりが見え隠れする。

自ら知的誠実さを持っていないと言っているようなものだ。

 

いい大人が、これだもんなあ。

こういうとき、私はゴー宣道場に参加させてもらっていて

本当に良かったと思う。

浅薄な自分は、もしかしたらパッケージ化された思考にどっぷり浸かり、

ちょっと違和感を覚えても他に思考の基軸すらなく、

ただ流されていただろうと思うから。

 

おそらくこの方は、立憲的改憲の意味を知らない。

 

私たちは、従来のパッケージ化されたイベントはやらない。

賛同者だけ集めて、決まりきったセリフを吐いて、

万雷の拍手でもって話す側も聴く側も自己満足に浸る。

それではあんまり勉強にならない。

 

勉強して、知識や考え方の幅が広がって、

今までとは違う景色が見えたら、

自分の考えだって今までとは違ってくるはずなのだ。

それが「変わった」というのなら、

私は変わり続けたいと思う。

そういうのを一般的には成長というのでは
ないかと思うから。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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