ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2016.4.28 18:31

ハゲを気にしなくていいんです!

そんなに気にしなくていいんです。
男女の関係は、普通は、まず先に感情があるんだから。
感情が入ってしまえば、外見の特徴なんて、どんなでも、
愛おしく感じるのが、普通の女性なんだから。
男の人が、好きな女を見つめる時もそうだと思うけど。
あたしは竹中直人のファンだしね。

ライジングに書いたのは、人間の人格を完全に無視して、
「遺伝子を運ぶ道具」としか見ていない人達の世界だから。
むしろ、ハゲているのかどうかを私が質問したときに、
その部分だけ、まっとうに説教したり、人間的な感覚での
理解を求めてきたのは、おかしな話だと思うんですよ。
そもそもが、「超有名大学卒」「高い偏差値」「スポーツ万能」
「稼げる職業についた優秀な人間」なんていう、人格無視の
《遺伝子記号》だけで自分を売っているんだから、
買い手からは、他にどんな《記号》の含まれている遺伝子なのか、
マイナスの記号がひとつでも含まれていやしないか、
もっともっと本格的に差別的な質問をされてもおかしくないと思う。

アメリカ人だったら、こう聞かれてますよ。
「偏差値が高くて、とても稼げる優秀な方だということはわかりました。
ところで確認しておきたいのですが、肌の色は何色ですか?」
って。
「髪の毛フサフサなんですか? じゃあ遺伝子を提供してください」
なんて話になるとしたら、それは、
「白人なんですね? じゃあ遺伝子を提供してください」
と言われているのと同じなんだから。
全然喜べないどころか、むしろ失礼な話よ。
そんなので喜べる人は、軽薄どころか、『空白』です。
空白だから気味が悪く、空白だから同情できないんです。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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