ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2016.4.28 21:20

ジェンダーフリー革命は、解放ではなく弾圧です。

ブログ「ジェンダーフリーの革命女のメッセージに応える」を読みました。
ジェンダーフリーの人って、誇大妄想の権化なんですね。
女であること、男であることで、嫌な思いをすることはあるけれど、
そういった私的な憎しみと、差別的かつ支配的な願望がぐちゃぐちゃに
絡まり合って、大勢の人々に「ジェンダーフリーという幻想」を、
押し付けようとしている。それがジェンダーフリー革命なんですね。
いい迷惑です。

だいたい、この方の言う『解放』ってなんでしょう。
ゲイ、バイ、レズ、トランスジェンダー、女装趣味、男装趣味、
新宿二丁目で働く私にはいろんなものを抱えた友人達がいるし、
誰のことも尊重したいし、否定するつもりはないけど、
これだけは
堂々と言えます。
世界中の男女が、「男らしさ・女らしさ」から『解放』されたら、
それって文化崩壊、人類滅亡のはじまり、ですよ。

「あなたの全然男らしくないところが本当に素晴らしいわ。
だから、男らしい部分は、一生涯、絶対に見せないでね」

「きみの全く女らしくないところに、美しい未来を感じるよ。
一生女として扱わないから、女っぽさを絶対に見せるなよ」

「恋愛の歌は差別用語のオンパレードだ! 廃絶すべき!」

「今年の我がデパートの販売戦略を考えました。
『父の日の贈り物に、ミニスカート』。これをトレンドにしましょう」


これじゃ、人類、繁殖できないよ!
しかし、これがジェンダーフリーの方々が求める、
理想の世界
ということになりますよね。

そこまで性差から解放されて、完全に自由奔放に生きたいのなら、
人間社会から飛び出して、野性として暴れまわってみたらいいですよ。
だけど野性は、男性と女性の差が、もっとはっきり分別ついてます。

クジャクは、オスが美しい羽を広げて、メスに『立派なオス』という
幻想を抱かせなければ子孫を残せない仕組みになっています。

クワガタは、大きな角を持ったオス同士が戦って勝ち残り、
『男らしい優秀さ』を発揮しなければメスを獲得できません。
クワガタのオスは、メスが樹液を吸う間、ずっとそばについて
メスを守ります。

花はオシベもメシベも一体となっているから、性差はないかな?
ところが、全力でいい香りを放ち、虫たちを誘い込まなければ
受粉できません。
そうしないと、今度は勝手に増えすぎて全体が滅びるからでしょう。
一個体の完全なる自由は、滅亡を招くだけなんです。

ジェンダーフリー革命なんて、
人間を無視しすぎというか、人類として傲慢すぎるとしか言えません。
性差という生命の根本を、思想で否定するなんて、
完全に、知能の毒性にやられてしまっています。

女らしさという幻想を持たれたくないのならば、
そう思う人が、自分から女らしさの要素を一切排除しなければいけません。
不利益を受けたくないなら、特権も捨てなければいけないからです。
社会全体にジェンダーフリーを求めることは、『解放』ではなく『弾圧』です。
くだらない救世主気取りで、世の中を窮屈にするのはやめてもらえませんか?
泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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