ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2016.5.5 08:36

へんてこジェンダー・ギャップ指数

ただ本を読んだり買ったりしているだけで黄金週間が終わるよ・・・。
人付き合いがあんまり好きじゃないんだよな。

「日本アラブ協会」が発行している『季刊アラブ』に掲載されている、
小池百合子氏のレポートを読んだ。
世界経済フォーラムなる機関が発表している
「ジェンダー・ギャップ指数(男女平等指数)」において、
日本は145ヵ国中101位だったと言って、怒っていた。

なんじゃそら?
そのジェンダーギャップ指数というのを調べて見てみたら、
2015年、日本は、ルワンダにもフィリピンにもニカラグアにも
ナミビアにも
ラオ族にもモンゴルにも中国にも負けているから、
頭のなかが「?」マークでいっぱいになった。
小池百合子によれば、
エジプトにも追い抜かれること確実なレベルなんだって。

ほんまかいな?
あ、あのう・・・男女平等以前に、人権意識がままなってない国が
いくつも混じってるんですけど・・・。

「うちの旦那、エジプト人でイスラム教徒なんだけど、
男尊女卑すぎてありえない! 
平気でビンタしてきたりするのよ!」
と激怒して離婚手続きに走ってる日本人の女の人いたし・・・。

フィリピンパブの女性にハマってしまったある日本人男性は、
「日本ノ男性エライ。ネエ、助ケテホシイヨ。養ッテヨ」
としがみつかれて、かなり養った挙句、逃げられたらしいし。


そもそもジェンダー・ギャップ指数ってどうやって計測したのか?
日経新聞に掲載されていた情報によると、女性の地位を、
政治・経済・教育・健康の4分野で数値化し、
比較したものらしい。
日本は識字率と中等教育への進学率が世界1位であるにも関わらず、
主婦が多くて女性の労働参加率が低いこと、賃金の低いことと、
女性議員の比率が低いことが、総合順位を下げたとのこと。
トップ5はアイスランド、ノルウェー、フィンランドなどの北欧諸国で、
そして、6位ルワンダ、7位フィリピンだって。

ル、ルワンダ?
あの映画『ホテル・ルワンダ』のルワンダですよね。
ナタを振りかざして、フツ族とツチ族が殺し合った、
アフリカ赤道直下の国、ルワンダ。
女性は教育すら受けられない貧困国だったと思うんだけど・・・。
調べてみると、その民族抗争で1年ぐらいの間に100万人が
虐殺されて男が激減してしまったので、「苦肉の策」で議会が
「女性の活用」を打ち出したところ、女性の議会進出が進み、
議会の3割以上を女性にする制度が憲法に盛り込まれ、
現在では議会の63.8%が女性議員となったのだそうだ。
なるほどお!

日本は女性活躍大臣がいるのに女性議員は衆院で9.5%と
かなり少ないですからね。

って、虐殺で男が減らなきゃ変わらないわけか・・・。
そして、ルワンダと日本、そこで比較していいのだろーか・・・。

そりゃ男女平等はもっと進んでほしいと私もはっきり言いたいけど、
民族大量虐殺国も、先進国も貧困国も、宗教の価値観も、
経済成長で男が稼いで女を養えていた時代のあった国も、
ぜーんぶ一緒くたに並べて比較した、その数値、
正しい実態として紹介しちゃっていいんですかね・・・。
泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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