きのうの生放送のなかで触れたあの雑誌のあの漫画、
作者は女の人だと言ったけど、男の人だそうです!
訂正、訂正。
しかし、雑誌も読者が高齢化してくると、男女の面倒なステップを
描くよりは、現実にはほとんど起こり得ないような、
「美人で清純で素直でスタイル抜群で性格がよくて騙されやすくて
ちょっとエッチで初対面でも自分に心を許して体をあずけてくれる
女性との偶然の遭遇!」
という、ファンタジーの世界が好まれるのかなあ?
でもよく考えたら、昨今の恋愛事情なんて、リアルに描いたら、
『金がなくてアタック失敗しました。ちゃんちゃん』
で終わっちゃうかもしれないね。
今売りの週刊東洋経済が、「生涯未婚」特集をやっていて、
男女の切実な実態がじっくり検証されている。
20年後には男性の3人に1人が結婚できない時代になる、と。
所得制限で結婚相談所への登録を断られる非正規の男性たちの
つぶやきは、胸が重くなるし、
『男女不平等。僕らは結局稼ぎで選ばれる』
という嘆きの小見出しには、なんだか「女がどうもすみません」
という気持ちになってしまった。別に私が謝ることじゃないんだけど。
でも現実は生き残りの戦いで、そうなっちゃうんだよね。
高給取りの女性にとって、結婚は「好きな人だけどうぞ」という
嗜好品の感覚になっているというし、
非正規の30代男性の36.9%は恋愛経験がないというから、
そのうちに、マンガどころか、歌の世界だって、Jポップで
愛の深淵やら恋の切なさやらをテーマにしても、ちっとも理解されず
ウケない時代が来てしまうのかもしれないな!?