ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2016.11.30 17:56

陛下が、天皇になられてからずっと考えてこられたこと

思ったようにブログを書く時間がなくてもどかしい・・・。

秋篠宮殿下のお言葉。

即位されてから、陛下は象徴というのはどのようにあるべきか
ということをずっと考えてこられてきたわけです。その一方で、
ご自身が考えている象徴としてのお務めが、高齢になってそれが
果たせなくなる時が来るだろうということも考えておられました」

記者:天皇陛下の象徴についてのお務めに関するお言葉なのですが、
非常に簡略化して申し上げますけれども、象徴天皇というのは国民のために活動
を続ける、それこそが象徴のお姿であると、そのように私は受け止めおりますけれ
ども、一方でそれは天皇の本来の姿ではないと、天皇というのは存在するだけで
いいんだという意見の方もいらっしゃいます。
これに関して殿下のお考えはいかがでございましょうか。

「現在の天皇陛下が活動していく、活動はいろいろなことがあります。
例えば大きい災害があったときにそこにお見舞いに行かれることも
そうでしょうし、その他もろもろのことがあります。
私はやはり、いろいろな意見はありますけれども、今現在陛下が、
先ほどお話ししましたように、象徴というのはどういうふうにあるべき
かということをずっと模索し、考えてこられたその結果であるだろう
考えています。
なかなかそれ以上のことは言うことは難しいですけれども、
やはり天皇になられてからのその日々の中でずっと考えてこられて、
今のような考えになられたと私は思いますし、私もそのお考えは、
なかなかいい言葉で言えないですけども、
私もそのお考えに非常に同じような気持ちを持っております


記者の直球の質問がすごい。
有識者会議は「象徴天皇について」だの「ご公務について」だの、
『いまさら』すぎる話でグダグダと時間をつぶしているけれども、
まさか、天皇陛下に向かって、

「陛下は即位されてから28年間ずっと考えてこられたようですが、
今回発足した有識者会議で、『象徴』についてはこう決定しました。

・・・天皇は、ただ存在さえしていればよいです」

などと言い出すつもりなのだろうか?

この日本のなかで、誰よりも長く、常に『象徴とはなにか』を考えて
実際に直面して過ごされ続けておられるのは、天皇陛下なのだ。
誰がなにを偉そうに申し上げられるの?

そしてもちろん、次の時代の『象徴』の姿をすでに深くお考えになり、
これからの時代について、国民の様子や感性について、広くお知り
になるべく日々を過ごされている
のは、皇太子殿下であり、秋篠宮
殿下だろう。
陛下が天皇になられてからずっと考え、お示しになってこられた姿、
そして、8月8日のお言葉でお話ししてくださったお考え。
「そのお考えに非常に同じような気持ちを持っております」と、
その殿下がおっしゃっているのだ。

陛下と殿下に、いまさら誰がなにを申し上げられるのだろう?
泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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