ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2017.3.7 22:05

「塚本幼稚園の顧問弁護士は稲田大臣でなく、その旦那さんでした」

次のライジングの記事に…と思って一度は手元にとっておきながら、
つい待てなくて、ちょろちょろブログに書いてしまう泉美木蘭です。

先週、国会で、稲田朋美防衛大臣が「保守の会」なる団体の会長、
松山昭彦氏のFacebook記事について触れたシーンがあった。
2015年3月7日の投稿で、靖国神社で行われた「国家再生の集い」で、
自身が講演した様子を写真とともに語っているものなのだが、
ここにこんな記述があったのだ。

大阪の塚本幼稚園の籠池主任の教育勅語で始まり、
山口県防府市長の松浦正人市長のご挨拶、
元特攻隊員の栗永照彦様の講演、
中曽根先生の昭和天皇様のご講和、
そして塚本幼稚園の籠池泰典園長のお話
そして締めの言葉は保守の会会長として招かれました
私・松山昭彦がさせて頂きました。
(中略)
塚本幼稚園の籠池園長とは今後も連絡を取り合うことに
しました。ちなみに国会議員になる前の稲田朋美先生は
塚本幼稚園の顧問弁護士だったそうです。
驚きました^^

園児だけでなく主任教諭まで人前で教育勅語を朗誦するために
呼ばれるってすごいなって感じで、私なんかはなんだか引いて
しまったのだけど、
(ちなみにこの籠池主任とは、籠池理事長の娘のこと)

この投稿によって
「稲田朋美が塚本幼稚園の顧問弁護士だった!?」
という話になり、ついに国会に上がって、直接稲田大臣への
質問が飛ぶという事態に発展したのだ。
稲田氏は否定し、この投稿をした保守の会会長・松山氏から
謝罪があった旨を答えて答弁は終了したのだが、
問題はそのあと。

この保守の会会長・松山氏がふたたびこんなビックリ投稿。

稲田朋美先生が塚本幼稚園の顧問弁護士と書いていましたが、
顧問弁護士だったのは稲田先生の旦那さんの方でした。
この場を借りて訂正いたします。お騒がせしました。
反日左翼の皆さん、残念でした。


え、えええ? あ、あのう……。
この方、「反日左翼」にドヤ顔を見せつけたいあまり、
ものすごーく稲田さんに迷惑かけてる感じがしますけど……。

「稲田先生の旦那さん」とは、弁護士の稲田龍示氏のこと。
稲田朋美氏が代表として就任する大阪市北区の弁護士法人「光明会」の
社員弁護士である。
本人だろうが夫だろうが、同じではないか?

昨年ライジングの連載に「“奥様・稲田朋美”が、“準男性”に変わるまで
という記事で書いたが、稲田朋美氏は、主婦時代、夫の
龍示氏が愛読
していた『産経新聞』と『正論』を“暇だった”から読み始めたことで
影響を受けたと自分で語っている。
稲田朋美氏の“保守”思想の最初の一歩は、夫からはじまっているのだ。

稲田
龍示氏は、現在、問い合わせに対して
「一般論として弁護士には守秘義務があります。あるとかないとかも
含めてお答えできない」
と言い、否定も肯定もしていないという。


安倍首相夫妻とともに、稲田防衛大臣夫妻もまた、森友学園との関係
が見えてくる。

(記事:泉美木蘭)

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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