ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2017.8.31 06:11

男尊女卑ではない男女のバランス

「昭和の親父」と「平成の俺」がかけ離れていて、
家族サービスに奔走する自分に葛藤しながらも、洗い流して
明日も
がんばるか、と思っている男性を見て、私は、
「ああ、時代柄、そういう葛藤が生じてしまうよね・・・」
とその内面を察しようと思うけど、
だからと言って、別に男の人にゴミ出しなんかさせたらダメとは
まったく思ってない。

そもそも、結婚できない男性も多いご時世で、ゴミ出しも料理も
後片付けも掃除も洗濯も仕事も全部自分でやる習慣しかない人も
いる。
性格的に身の回りのことを自分でするタイプの男性は、さくさく
掃除して
自分でゴミ出しもするだろうし、
なにか特殊な理由がなくても、奥さんがゴミをまとめていたら、
なにも言わなくても出掛けに自然に出してくれる人だって、どこに
でもいるだろう。

核家族で育って、家事を分担するのが普通の中で育った人も多いし、
現代は24時間ゴミ出し可能な清潔マンションが多いから、
密閉状態の家の中に生ごみを置いておくのが嫌で、こまめに捨てるのが
習慣化している綺麗好きな男性だっていると思う。
環境の変化で人の行動が変わってきたところもあるだろう。

私は、そういうこまめな男性が夫だったら、超ラッキーだなあとは
思っちゃう女だけど、ただ、当たり前のようにやってもらっていたら、
自分がズボラな女に思えてくるから、
「いいよいいよ、そんなの私がやるから」と言ったりもすると思う。
でもそれは自分を卑しい者だという理由で言うわけじゃない。

普通に男女でつきあったり、生活したりしていれば、
自然と男性を立てること、女性が優先されることというのが出てくる
と思う。
うちの家庭も、夕食は、父が食卓について、母がビール瓶の栓を抜き、
父のグラスに最初の一杯を注いでからはじまった。
食事中ずっとビールの世話をするわけじゃないけど、父親を立てるため
の儀式だったと思う。母は専業主婦ではない。
ビールが終わって日本酒になると、父が自分で席を立って徳利を持って
きていた。
そして父は、米を買って来るなど大きな荷物や、力仕事があれば、
自然に立ち上がって、「はい、さがって」と言って手を出していた。
家族で出かけるときも、車への荷物の搬入は父がひとりでやっていた。

そういったことは、暮らしの中のバランスとして行われることで、
男尊女卑ではないように思う。


それから、とても古風な女性だったら、ゴミ出しは女の仕事で、
旦那さまには絶対にさせたらダメだ、と思う気丈な人もいるだろうし、
そのように男性に尽くすことが生きがいになる女性だっている。
あなたに引っ張ってもらいたい、あなたのために生きたい、という
願望を実現したいと思う女性は、確実に今の時代にだっている。
別に一部の変わった女じゃないだろう。

社会的に女性が不利益になっている部分は、どんどん是正して、
理解を深めるべきだと思うし、私自身、腹の立つことは多いけれど、
それでも心の中まで男女平等にしていくべき
というのは、
「地球市民になるべき」と言われているのと同じ感覚で、疑問。


小林よしのり先生の場合は、そうですねえ…。

私の印象では、そもそもゴミ袋どころか「袋」を持たせたらダメな
気がする…。
白いスーツに、バッファローのシャツ、汚れていない白い靴で登場
する「
小林よしのり」は、コンビニ袋も巾着袋も持ってはいけない。
ニトリの袋もユニクロの袋もダメ。ドン・キホーテの袋はもっとダメ。
所帯染みてはならない。
です。

勝手なことを申し上げてすみません。。
泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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