ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2017.11.4 05:46

リュック担いでてすみません。

やっと電源が入った。
ちょいと前からリュック担いで大阪の街を歩いておりまして。
一週間あまりつづいた徹夜から解放されて、打ち合わせまで間があるし、
ノートPCあるからどこでも仕事できるしブログも書けるしー、と。
……余裕かましていたら、2日目にして電源が入らなくなり。

あきらめて、今日まで新今宮の「スパワールド世界の大温泉」で
お風呂
つかりまくったり、通天閣のまわりうろうろしたり、
心斎橋で学生時代によく通った古着屋を探そうとして遭難したり、
道頓堀でたこ焼きほおばったりしながら、

今日になってドトールでACアダプターにつないで電源押してみたら、
思い出したように動いてくれた。
よかったよ。
背負ってるのも重たいし、無用の長物すぎてジャンク屋に売り飛ばす
とこだったよ。

しかし、ホテルが高いね!
東京も数年前から値上がりしたけど、大阪も外国人観光客のせいかな?
普通のビジネスホテルに15,000円も払えませんよ。私には。
一泊8万だの10万だのの富裕層向け高級ホテルなら空いてるんだけど、
うちの家賃より高い部屋なんか泊まれるかい! って感じで、

<外国人もすなる民泊といふものを、我もしてみんとて、すなり。>

Airbnbで民泊に挑戦でございます。

昨夜泊まったのは、町工場のおっちゃんが運営している民泊。
広い広い屋上つき…というか、屋上の小屋で一泊1900円+諸経費。

洗濯したTシャツ干し中。

ビルの1階について、インターホンを押したら、予約したときに表示
されていた宿主の顔写真とは全然ちがうおっちゃんが、工場のほうから
健康サンダルで走り出てきて、


「すんまへーん! ○○さんの友達でんねん!」

と。えええーっ、友達!? と面食らってたら鍵の束を渡されて、

「トイレはどの階にもあるから好きに使って。3階にキッチンがあるから。
調理器具も食器もそろってるから、料理したかったら自由に使って。
鍵は、明日帰るとき、そこの箱へほうりこんでロックかけてって。
どこから来はったん? 東京? ……ああ、なんや近大生やったんかいな。
ほな、この辺のこと、よう知ってはんのやな。ま、ごゆっくり。
あ、自転車乗る? 乗るんやったら、そこの赤いやつ好きに乗ってえな」

かなりアバウトな宿主(の友達)であった。
部屋は小さめで、ベッドは折り畳みのシングルだけど、冷暖房完備、
寝袋で車中泊してた数年前に比べたら天国のようにすばらしくて、
しかも、おかき、飴ちゃん、水、お茶、紅茶、コーヒー、それからなぜか、
みかんが5個も置いてあり、至れり尽くせりだった。

荷物を置いて玄関へ降りたら、下の階に宿泊するヨーロッパ圏の美男美女
カップルがいて、おっちゃんが必死で説明していた。

「トイレ、イズ、オールフロアー! キッチン、イズ、サードフロアー!
レッツ、クッキング、オーケーイ? プロブレムある? プロブレムある?」

プロブレムある? って。それ、通じてないよ……。
と思ったら、美男美女カップル、大爆笑したあと、

「OK! No Problem!」

通じてた!


しかし、新今宮の街にはびっくりだよ。
駅の南側は、あいりん地区。私が学生だった頃(20年前)は
「あのあたり女の子が一人で歩いて、さらわれるようなことがあっても、
それは歩いたほうが悪いんやでな!」
といろんな人から厳しく言われていたから、駅周辺を歩くのも怖かったのに…。
昨夜、こわごわ通りかかったら、ベビーカー押した若い家族が歩いてたよ。
街並みを観察してみて、いろいろわかったけど…またあとで書こう。


さて。今夜は大事な用事が。
日曜日の打ち合わせの時間までには東京帰ります。
泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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