ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2018.6.12 07:00ゴー宣道場

九州ゴー宣道場は楽しめた

6月10日。
 
この日は九州ゴー宣道場。
 
羽田空港で搭乗開始を待っていると
作家の泉美木蘭さんが。
やがて時間ギリギリ近くにジャーナリストの笹幸恵さんも。
すると正体不明のマスク女性から声を掛けられた。
誰かと思えば山尾志桜里衆院議員。
 
弁護士の倉持麟太郎氏だけ来ていない。
 
と思ったら、飛行機の私の座席の隣に先に座っていた
(まさに神出鬼没)。
 
福岡空港に着くまで、久しぶりに懇談できた。
 
この日のゲストで九州大学准教授の井上武史氏が唱える
「集団的自衛権=合憲論」に対し、私がその“弱点”と
考えている2点について、法律家としての感想を求めた。
 
この日の討議でもし話題になった場合、
専門的な観点から見て間違った発言をしたくないので。
 
幸い見当外れではなかったようだ。
 
又、北朝鮮を巡る情勢について、
彼の人脈から得られた貴重な情報を教えて貰った。
 
彼の人脈と情報網は侮り難い。
 
私も独自の情報源から得ていた北朝鮮関連の
(やや残念な)情報を伝える。
 
これは少し前から私の耳に入っているもの。
 
まだ公表すべきではあるまい。
 
福岡空港から会場へ。
 
途中、昼食の時間が無かった。
 
控え室では、差し入れのおにぎりを目の前にしながら
『ゴー宣〈憲法〉道場・白帯編』30冊にせっせとサイン。
道場は人使いが荒い(あるいは版元の毎日新聞出版か)。
 
井上武史先生は泉美さんと以前から知り合いだとか。
 
どうやら倉持氏らと一緒に勉強会をやっていたらしい。
 
道場では、井上氏の親切で簡潔なレジュメが
参加者に配られ、それに基づいた同氏の分かりやすい
「講義」からスタートした。
 
フランスでは憲法が改正されたことで、
目覚ましい「変化」が実際にあった事実を、
客観的な統計データに基づいて紹介。
 
「血の通った憲法」という言い方が印象に残る。
 
第2部では、山尾議員から立憲的改憲の現況について、
力強く報告。
 
励まされ、元気付けられる。
 
会場にはしばしば爆笑の渦が起こり、熱気が溢れていた。
 
真剣な質問も出された。あっという間の3時間余り。
 
最後に、井上氏からまさかの小林よしのり氏へのツッコミ。
 
加えて、8月の道場ではいよいよ立憲的改憲の立場から
「9条」改正案(の1つの叩き台)が発表されるとの予告。
 
異様な盛り上がりの中、幕を閉じた。
 
今回の道場は、応募者数が百数十名と伸び悩んだ
(それで小林氏が気の毒なくらい気を揉まれた)ものの、
中身の充実ぶりでは十分、成功と言えよう。
 
終了後、倉持氏が
「今回は9条には触れませんでしたね」と。
 
確かにそうだ。
 
逆にそのお蔭で、憲法そのものを俯瞰(ふかん)
するような、幅広い議論が出来た。
 
その後、「語らいタイム」の収録。
 
雑然とした部屋。
 
テーブルの隣では、山尾議員と井上氏が
黙々とアンケートを読んでおられる。
 
それもしっかり映像に映り込んでいるはず。
 
ちょっとシュールな雰囲気かも。
 
場所を移して打ち上げ。
 
清酒「田中六五(たなかろくじゅうご)」が旨い。
 
私のブログが原因なのか、井上先生のご母堂が
「お前は学界の異端児なのかい?」と心配されていた
そうだ。
 
申し訳ない。
 
ゲストを交えた打ち上げが終わると、
倉持氏は地元の弁護士仲間達
(道場にも参加してくれたらしい)
と会う為に別れる。
 
私はカラオケが嫌い
(カラオケが好きな人達が嫌いな訳ではないので、
念の為。ちなみに私の長女はカラオケが大好き)。
 
“無駄な”会話も苦手。
 
「有益な」(?)対話しか出来ない
(そもそも私と世間話をしたいと思う人もいないだろう)。
 
しかし、田中六五を些か飲み過ぎたせいか、
道場の運営を支えてくれている「設営隊」の皆さんと
合流すべく、わが半生に何度目かのカラオケに繰り出す
事に。
 
そこでは、設営隊の皆さんの何人かと
(大きな歌声に遮〔さえぎ〕られながら)
打ち解けた対話が出来た。
 
これは有益だった。
 
特に、我々の護衛役を務めてくれた
屈強なMさんとの対話。
 
彼が本質的な質問をいくつか投げ掛け、
私がそれに1つずつ回答する形で、
ごく短時間ながら話し合えた。
 
この事だけでもカラオケに顔を出して良かった。
 
でも今後は、やはりカラオケでの懇談は遠慮しよう。
 
(自分が歌う気がないのは勿論)
全体に歌声がうるさ過ぎる
(と言っては失礼か。
まぁ、妻がファンの中島みゆきの選曲が多かったのは
歓迎するが)。
 
ホテルでは熟睡。
 
翌日は雨の中、1人で近くの妙楽寺に。
 
境内にある、博多の豪商で茶人だった
神屋宗湛(かみやそうたん)の墓に参る。
 
その近くの神屋家の墓にも。
 
実は妻が神屋宗湛の直系の神屋本家の出。
 
今月の24日には岳父(がくふ)
の10年祭が控えている。
 
このタイミングで、
岳父が眠る神屋家の墓に参れたのは、有難い。
 
帰りの福岡空港では、せっかく福岡に来たから、
1食くらい博多ラーメンを食べようと、
ラーメン屋が何軒も並んだ一角へ。
 
珍しそうな煮干し味の店で注文した後に気が付いた。
 
そこは東京から進出した店だったと…。å
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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