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高森明勅
2018.7.17 07:00皇室

御用邸へのお出ましをお取り止め

天皇・皇后両陛下は、
7月17日から那須御用邸でご静養の予定だった。
 
それを先頃、お取り止めになった。
 
「天皇皇后両陛下には、
今般の西日本を中心とする大雨等により、
広範囲にわたり甚大な被害が発生し、
今なお、関係機関による安否不明者の救出、
捜索活動や応急復旧作業等が続けられているほか、
猛暑の中、6000人を超える人々が不自由な
避難生活を余儀なくされていることをご案じになり、
来週17日からの那須御用邸滞在のご予定を
お取りやめになりました」
(宮内庁、7月13日発表)
 
両陛下の、御用邸でのご静養の機会は、
ごく限られている。
 
にも拘らず、それを躊躇(ためら)わずに犠牲になさる、
 
国民へのお心づかいには、改めて敬服する以外にない。
 
一方で、両陛下のご健康が心配になる。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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