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高森明勅
2018.8.4 19:40日々の出来事

朝日新聞へのコメントほか

8月2日。
 
朝一番であるテレビ局のディレクターから電話。
 
明治5年の改暦(旧暦→新暦)を巡って質問を受けた。
 
この時の太政官布告で「これまで旧暦に従っていた
諸祭典などの実施を新暦に合わせるように」と
指示していた。
 
それがどの程度、法的強制力を伴ったのか、と。
 
やや立ち入った質問だ。
 
当時、伊勢神宮で一番大切な神嘗祭(かんなめさい)
も新暦の9月17日に改まった。
 
その為、収穫祭なのに新穀がまだ成熟しておらず、
不都合として当局と交渉し、ようやく明治12年に
10月17日への変更が認められた。
 
そんな事実がある。
 
だから、法的強制力はそれなりにあった。
 
但し…(以下略)という説明をした。
 
「スッキリしました。明快な説明を有難うございました」
と喜んでくれた。
それから、以前『朝日新聞』の取材に応じていた
コメントの内容をチェックして、送り返した。
 
8月8日(言う迄もなく、一昨年に天皇陛下の
ビデオメッセージがあった日)の紙面に載るそうだ。
 
更に、北海道新聞から取材依頼。
 
8月3日から5日まで
天皇・皇后両陛下が北海道に行幸啓。
 
宮内庁記者クラブに属し、
両陛下の同行取材をする記者から、
これまでの地方行幸について尋ねられた。
 
私は、陛下が御所に大きな日本地図を持っておられて、
それにご自身がお出ましになった場所を1つひとつ、
丁寧に印(しるし)をつけておられる事実や、
今年、沖縄や福島にお出ましになった時の
いくつかのエピソードなどを伝えた。
 
陛下の北海道へのお出ましは皇太子時代を含めると
19回目(!)。
 
最後のお出ましでの、
陛下のご心中や陛下を迎える道民の様子は
どのようだろうか。
 
その記者には、私から厚かましいお願いも。
 
代金は勿論支払うので、
この度の行幸啓の様子を伝える北海道新聞
(3日から6日?)を後日、一括して送って欲しい、と。
 
以前、福島の有志の方から、
陛下の福島行幸を報じた地元紙2紙数日分を
ドッサリ送って戴き、他のメディアでは知り得ない
詳しい情報に触れることが出来たからだ。
 
 
この日はメディア対応に時間を取られて、
ゲラ刷りのチェックや原稿執筆がいささか滞った。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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