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高森明勅
2018.8.11 19:18政治

改憲派は山尾議員の訴えに耳を傾けよ!

安倍首相が提案した自衛隊「明記」加憲は、
安倍氏ご本人の主張によれば、これまでわが国の
対米依存=従属を余儀なくさせて来た、“戦力不保持”を
そのまま維持すると言う。
 
それが一たび実現すれば、今後半永久的に固定化される。
 
改憲派はそれで満足なのか。
 
改憲派は、“主権の回復”を訴える
山尾志桜里衆院議員の訴えに、耳を傾けるべきではないか。
 
「国民が国家権力の憲法違反をチェックできたとしても、
その国家権力が他国の言いなりになっている分野がある
としたら、その分野においては国民のチェックが利かない
ことになってしまいます。
 
もし、その分野が国家権力の最も先鋭化する
安全保障分野であれば、いかに憲法9条を含めて
『国民ルート』で権力を統制しても、他国の要請という
『別ルート』でその統制は実効性を失ってしまいます。
 
…『自主憲法制定』を党是とする政党が、
安全保障政策に関する自主性を少しずつでも
再捕捉するための厳しい努力をするどころか、
むしろ自ら自主性をかなぐり捨てるような安易な
振る舞いを重ねています。
 
『沖縄の声』に耳を傾けようと寄り添うはずの政党も…
基地問題の解決は少なくとも短期的には自主防衛強化に
結び付かざるをえないことに目をつぶっているように
見えます。
 
国防について主権を確立することは、
避けて通れない時代の課題です。
 
この課題に本気で向き合うことに
『立憲的改憲』の本質の1つがあり、
だからこそ日米地位協定の正常化と
『立憲的改憲』はセットであるべきだと考えています」
(山尾志桜里氏『立憲的改憲』)
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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