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高森明勅
2018.9.6 21:27日々の出来事

「ご会釈」を思い返す

9月6日、秋篠宮家の悠仁親王殿下12歳のお誕生日。
 
お祝い申し上げる。
 
我々の皇居勤労奉仕も最終日を迎えた。
 
初日が皇居で、2日目が赤坂御用地、
3日・4日目が皇居という日程。
 
改めて、初日の天皇陛下のご会釈について、思い返す。
 
あの経験は一体、何だったのか。
 
あの時、はっきり時間の流れが遅くなったのを感じられた。
 
天皇陛下のお姿も、
「陛下はこんなに大きくていらっしゃったのか」
と意外に思ったほど、実際に“大きく”見えた。
 
更に、予想外に緊張しなかった。
 
これは他の若い奉仕参加者達も言っていた。
 
その上、陛下がただ我々の前にお立ちになるだけで、
不思議な嬉しさと安らぎのようなものを感じた。
 
「陛下マジック」と言っては不謹慎だろう。
 
しかし、現に説明し難い体験をしたのだ。
 
昭和時代には4回ご奉仕をさせて戴いた。
 
だがその後、ご奉仕の機会を得なかった。
 
平成が終わる前にせめて1回位はご奉仕をしたいと、
かねて願っていた。
 
しかし、実際に奉仕をさせて戴くと、
また来年もご奉仕したくなった。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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