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トッキー
2018.9.13 21:18新刊情報

歴史観もLGBTも、左右両極端との戦い

今週のよしりん辻説法・ゴーマニズム宣言の感想からご紹介します!

 



よしりん辻説法「LGBTは人のためならず 巡り巡って己がため」を読みました。

LGBTが「趣味」などではなく「宿命」だということを分かった上で、
敢えてギャグも交えているところが最高でした。
ギャグ漫画として笑えながらも膝を打つ、という絶妙な作品です。

作中での、「新奇なものを拒否しようとした」よしりん先生の御父様が「保守」で、
「新奇なものをすぐに受容した」よしりん先生の御母様が「リベラル」という、
ここが、まさにケースバイケースで物事を考えられるか否か、ということを、
分かりやすく問うていると思いました。

それを踏まえた上で、ドルチェ&ガッバーナ、エルトン・ジョン、ミッツ・マングローブ、杉田水脈のそれぞれの発言を見ていくと、一層腑に落ちるものがあります。

資本主義にも民主主義にも、歴史がこれまで示して来た「欠陥」がある訳で、でも、今のところ、これを乗り越える主義・思想が無い、だから、時代と共に、バランス感覚で見ていかなければならない部分がある。

リベラルでも、本当の意味でのリベラルが分かっている人だったら、この感覚が分かる人なんじゃないかと思います。

だから、自称保守も、自称リベラルも、まがい物ばかりだということになりますね。

しかしそれにしても、LGBTキャラのよしりんの破壊力たるやw
読んでいて吹き出してしまいました。

 

SPA!「ゴー宣」20章、読みました。

私は戦争論発売当時、29歳でしたが、平成の始め頃に亡くなった祖父とは、子供の頃に戦時中の話を少し聞いたくらいで、思春期以降には何となく余所余所しくなってしまっていました。
自虐史観の教科書を学んだ、というようなハッキリした思い出はないのですが、高校の時の日本史の参考書は、後で思うと、自虐史観凄かったです。
昭和の終盤に学生時代を送った自分の世代も、1990年代に「完成」形を成す、自虐史観の過渡期だったのかなと思います。
自分自身、それまでずっと「サヨク」だったと思います。

なので、戦争論を読んだ時の衝撃と感動は大きかったです。
戦争論のお陰で、8年前に亡くなった祖母から当時の話をいろいろ聞くことが出来ましたし、亡き祖父のこともいろいろと聞かせてもらうことが出来ました。
今でも感謝の思いで一杯です。

当時の戦争論に対する批判の嵐は、雑誌やテレビ番組なども含めてリアルタイムでたくさん見ました。
批判本までは流石に読みたくなかったので読みませんでしたが、小林先生の執筆、発言が載った回の論壇誌は買ってましたし、批判に対して小林先生が受けて立つテレビ番組も見てました。

戦争体験者の方々のお手紙を、小林先生が「ゴー宣」などで取り上げておられる回は本当に有難かったです。
その手紙の内容を元に、祖母と話をして、いろいろと話を聞かせてもらったりしました。

日本の言論空間を「真ん中」に持って行くのは、戦争論を読ませて貰って感動を貰ったいち読者としても、何らかのその一助になりたいと思う次第です。
肝心なところが読み取れていないネトウヨとも、自分の身近にそういう傾向がある人がいるのならば、
そこだけでも何とか出来るかもしれません。
ネトウヨにだって、祖父母や先祖はいるのですから。

自分自身がいる社会の横の繋がり、縦の繋がりを意識するところから、まずは始めなければなりません。
「死者の民主主義」というキーワードは重要だと改めて思いました。
(皿うどんさん)

 



歴史観が右極端と左極端の争いにしかなっていないのと同様、LGBTについても、マイノリティに関することだったら無批判で全て認める左極端と、一切認めない右極端の争いにしかなっていないのが現状のように思います。

何についても言論空間を「真ん中」に持って行くための戦いになっているような気がします。

トッキー

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