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高森明勅
2018.9.17 13:16皇室

皇太子殿下、「水」の国際会議

皇太子殿下は9月7日から15日まで
フランスを公式訪問された。
 
日仏友好160周年という節目の年にあたり、
同国政府からの招待をお受けになったからだ。
 
現地では幅広い歓迎を受けられ、
人々に多大な感銘を与えられた。
 
両国の友好親善に大きな貢献をなさって下さった。
 
ご帰国翌日の16日、殿下は雅子妃殿下と共に、
東京ビッグサイトで開催された国際水協会(IWA)
主催の世界会議・展示会の開会式にお出ましになった。
 
英語のご挨拶では
「歴史から学んだ知恵と現代の優れた技術を併せて
活用し、国際社会が連携して行動することが求められ
ています」と述べられた。
 
西日本豪雨なども例に出され、
「水に関わる災害への対応も国際社会が取り組むべき
課題」とされた。
 
長年、水の問題に取り組んでおられる
殿下のスピーチは、100ヵ国以上からの参加者に
権威ある発言として受け止められたようだ。
 
フランスご出発前の記者会見では以下のように
述べておられた。
 
それが、どのような内実を持つかを、
早速、示唆されているかのようだ。
 
「次世代の天皇像に関して…
陛下のこれまでのなさりようを踏まえ、
それを基礎として、日本の、そして世界の人々の
幸せを祈りつつ、自分に何ができるかということを
常に真剣に考えていきたいと思います」と。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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