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泉美木蘭
2018.9.17 15:04日々の出来事

イデオロギーでシステム改革すると危険では?

ライジングでのお医者さんからのコメント、参考になりますし、
いまの日本の制度上は、これまで通りに医学部から医師の資格を
とった人が、プライマリケアとしての認定も受けるということに
なるから、欧米のGPとは違うもので安心だよ、
患者も、もっと落ち着いて病院を利用しないと医療が持たないよ、
ということだと思うのですが、

懸念しているのは、
いまの男女平等イデオロギーによる「女性差別やめろ!!」の
強烈な風潮を吸い上げるために、プライマリケアを利用して、
「システム改革」を推進するという方向に進んでしまわないか、
もしそうなら、最終的には欧米化するんじゃないですか、
というところです。

日本も昔から赤ひげ先生のような町医者がいたわけで、
庶民はお医者さんと慣れ親しんでいたと思いますし、
治療してくれる町医者はもちろん必要ですが、
イデオロギーによるシステム改革の方向に走ると、
そういった、日本的な町医者という価値観が破壊されて
いくのではないかと心配です。
「赤ひげ先生」までいかなくとも、日本の庶民感覚って、
医者との親しみが他国よりもずっと強いんじゃないで
しょうか。


総合診療医を増やすために、自由開業は規制されるかも
しれませんし…
「医療界の男女平等のため」という動機を警戒するわけで、
日本の医療制度にまったく問題なしとは思っていないんですよ。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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