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泉美木蘭
2018.9.21 11:16メディア

杉田水脈議員が発言しない理由

総裁選に姿をあらわした杉田水脈議員にカメラを向けても、
芸能人よろしく黙り込んで顔を伏せ、発言どころか、
発音すらしないという様子だった。

小川榮太郎氏によると、LGBT差別論文の杉田水脈議員が
今回の件について発言しない理由は、
逃げているのではなく、

「自分の家族が脅迫されて、自宅にも電話がガンガン
かかってきているから」


なのだそうだ。
「家族を脅迫されているのに発言できますか?」だって。
なんですか、それ。
杉田議員はなんの覚悟もなく、あんな論文を
書いたの?
そんな程度の言論だったんですか?

大批判に対して、人々を説得できるだけのものがあれば、
脅迫はやめなさいと言って、堂々とその主張について、
根拠を示しながら説明すればいいんですよ。
記者会見の結果、納得するだけのものがあれば、
「なるほど」と思う人も増えるんでしょう。

しかし、実際にはまともな予算なんてついてもいないのに、
「LGBT支援の度が過ぎる」なんて自信満々に言い切って
いるわけです。
説明ができない! ここに尽きるでしょう。

小川氏もものすごく息巻いて「脅迫されてるんですよ?」
って擁護してるから、結局「僕らの水脈を守れ!」でしか
ないんだなと感じました。

こんな理由で、国会議員が雲隠れしてしまい、
まわりのお仲間の男たちに、こぞって擁護させるなんて、
どんだけみっともないわけ?
なんなのそれ。
女だからって甘えてるんじゃないの?

 

 

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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