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笹幸恵
2018.9.22 17:24日々の出来事

ヘルニア日記2

昨日、専門外来のクリニックを再び受診しました。
少量の薬で副作用は無し。
ただ就寝前に飲んでいた薬があまり効かず、
夜中にのたうち回ることがあった。

という報告をしたら、
就寝前はやめて、朝晩の薬を増量することに。
現在飲んでいるのは、
「トラムセット」「リリカ」「セレコックス」
あとは胃の粘膜を保護する「レバミピド」
気分を安定させる「ノバミン」です。

痛みや炎症を抑える薬はそれなりに効いているみたいで、
鈍痛で済んでいます。
が、副作用として喉の渇きが半端ない。
でもまあ吐き気が出たりもしていないから
どうってことないのだけど。

私は、副作用がかなり強いマラリア予防薬を飲んでも
身体になーんの変化もないくらい耐性(?)が強い。
この薬を飲んだ途端に吐いていた人もいたくらいなのに。
そんなわけで、ヘルニアのお薬の副作用もおそらく
へっちゃらだろうと踏んでいる。
来週、再び受診して、また増量してもらおうと思っています。

とはいえ、まだ腰は曲がったまま。
クリニックへ行くのに、タクシー代もバカにならない。
電車は乗り換えがつらい。
で、家の近くから出ているバスを乗り継いで行くことに。
ところがこの乗り継ぎが、どうもうまくなかった。
同じ駅の発着でも、ロータリーが違うから
駅をぐるりを回らないといけないし、
クリニックの最寄の駅では、
クリニックと反対側の改札口に着く。
踏切を渡るくらい、普段ならどうってことない距離なのだけど、
この脚で移動するのはあまりに遠く、ついでに意識も遠のいた。
クリニックに勤務する友人が車いすを持って駆けつけてくれなければ、
雨の中、路傍に倒れていたかもしれない。

それにしても、公共の場って座れるような場所が
意外と少ないんだな。
バス停もそうだし、ロータリー周辺もそうだし、
たとえあっても屋根がなかったりして、
雨だとびちょびちょになっている。
腰かけて脚を少しでも休ませたいのに・・・。
で、ガードレールに寄りかかっていたら、
何人もの通りすがりの人が
「大丈夫ですか」と声をかけてくれた。
そのたびに「ただのヘルニアなので大丈夫です」と答える。
中には「お大事に」と言ってくれる人も。
それだけでなんだか有り難い。
都会もなかなか捨てたもんじゃないなあ

声をかけてくれる人は、9割がおばちゃんだった。
今までの私なら、そういう人を見ても横目で見て
通り過ぎるだけだったけど、
今度からは声をかけるおばちゃんになろう!

そう固く決意した再受診の日、でした。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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