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高森明勅
2018.9.26 10:42政治

『靖国』の連載

靖国神社の社報『靖国』。
 
その7月号から9月号にかけて、
國學院大學教授、
藤田大誠氏の「戦後の靖国神社と昭和殉難者(じゅんなんしゃ)合祀(ごうし)」
と題する連載。
 
靖国神社へのいわゆる「A級戦犯」の
合祀などを巡る基本的な論点を取り上げた論考だ
(勿論、靖国神社が言う「昭和殉難者」は「A級戦犯」
だけを指すものではないが)。
 
精緻・堅実な研究で高い評価を受けている同氏が、
かかるテーマで靖国神社の社報に文章を載せられた
事実自体、注目に値する。
 
勿論、社報という紙幅の限られた媒体ゆえに、
厳しい字数制限があり、3回に亘(わた)る
連載とはいえ、執筆には苦慮されたのではないか。
 
だが、抑制的な筆致で基礎的な事項を
1つ1つ丁寧かつ正確に再検証された、
有益な論文に仕上がっている。
 
今後この方面に言及する場合、
予め必ず目を通しておくべき文章と言える。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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