ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2018.10.15 09:46日々の出来事

昨日の「ゴー宣道場」は12月に第2弾をやる

昨日の「ゴー宣道場」は「男女平等」と「LGBT」を
テーマに議論したが、あまりにも論点が多すぎて、
おもしろ楽しくやれたけれども、難しかった。

正直言って、LGBTに関しては、まだ理解できたとは
言えない。わしは未だに分からない。
アンケートを見ると、やはり参加者の中には当事者も
いたようで、学生時代までは異性愛だったにも関わらず、
大人になってから同性愛に目覚めたという人もいる。
これを知ると、ますます分からない。

憲法における「基本的人権」を守らなければならない
のは、国家権力である。
「立憲主義」は国民が権力を縛ることだから、第一義的
には、人権侵害は国家権力にしかできないと理解すべき
である。
その意味で小川榮太郎より、杉田水脈の方が問題だと、
わしは思っている。
杉田は権力の行使者だからこそ、国民の基本的人権を
侵害する言動は憲法違反になる危険性が高いのだ。

朝日新聞のインタビュー以来、左翼がネットで、わしが
「自然法」を理解していないと騒いでるらしいが、
国家以前に人権があるとか、国家の法が誕生する以前に
人間は人権を持っているとか、あり得ないことは、
常識で考えただけでも、分かるはずだ。
「人間が生まれながらにして持っている固有の権利」
など馬鹿馬鹿しいにもほどがある。
生まれてすぐ餓死した幼児は今まで何千万人いたと、
思っているのか?
「王様は裸だ!」子供の感性を持っていれば分かる
はずで、左翼はそれをもう失っている。

「男女平等」も「LGBT」も、まだ掘り下げが足らない。
この問題は12月9日の「ゴー宣道場」で、もういちど
挑戦せねばならない。
どうも、スッキリしない。

それにしても、わしの前で震えながら質問に立ってくれた
女性の子供への愛情の深さ、代理母出産や最新生殖医療で
出産する行為を「気持ち悪い」と感じる自分は差別者か
という正直な問いなど、つくづく感心した。
ああいう女性がいるということを知っただけで、昨日の
「ゴー宣道場」は成功だった。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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