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高森明勅
2018.10.23 15:39皇室

剣璽等承継の儀の光景

先日、読売新聞の取材を受けた。
 
その時に、話題が来年の5月1日に予定されている
「剣璽等承継の儀」に及んだ。
 
同儀は国事行為として行われる。
 
これに供奉(ぐぶ)する皇族は、
旧登極令(とうきょくれい)附式に準拠して、
今の制度で皇位継承資格を持つ男性皇族で、
成年に達した方だけとされている。
 
それだと、具体的には秋篠宮殿下と
常陸宮殿下のお2方のみ
(上皇陛下は特例法により皇位継承資格をお持ちではない)。
 
今上陛下の時は、皇太子殿下をはじめ、
秋篠宮殿下、常陸宮殿下、三笠宮殿下、
寛仁(ともひと)親王殿下、桂宮殿下、
高円宮殿下のお7方がおられた。
 
畏れ多いが、それと比べると、
何とも心細い光景だ。
 
それでも国民は不安を覚えないのだろうか。
 
それとも、誰かが何とかしてくれると、
のんびり当てにしているのか。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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