ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2018.10.26 14:46日々の出来事

「ハラスメントゲーム」と「時間ですよ」

幻冬舎plusの連載「オオカミ少女に気をつけろ!」で、
米国のトランプ支持のための陰謀論を広める集団QAnonに
ついて書きました。興味のある方はぜひ。

◎トランプ大統領が“救世主”――QAnonの煽動ビデオにみる
新型・陰謀論のキケンな香り
http://www.gentosha.jp/articles/-/11490


月刊Hanadaの『新潮45』特集の件、承知。

広告には「そんなにおかしいか、杉田・小川論文」と
コピーが打ってあった。
明日は書店へ行けるから、入手して来週の締め切りに…
と思ったけど、来週はライジング配信休みだった!

いまようやく『ハラスメントゲーム』第二話見たけど、
泣きどころがなかった。
え、泣くドラマじゃないって?
第一話の「クズ中のクズだ!」に感動しすぎたのよ。
今回は、セクハラを訴えた時の、パートのおばちゃん達の
ふてぶてしい演技がまじで素晴らしかった。
パートのおばちゃんの家を訪ねるシーンで、女性社員が
カメラ付きインターホンを押すと居留守を使ったのに、
イケメン弁護士が押したらあっさり出るとか、
小ネタが詰め込んであって、ハラスメントのブームを
笑い飛ばす感じが好感持てた。
「ハラスメント」にいきり立つ現象を鎮めるためにも、
笑い飛ばす余裕や、柔らかくかわすトンチの力なんかを
取り戻したほうがいいと思う。

昨夜、ちらっとBSで『時間ですよ』の再放送を見た。
樹木希林がまだ「悠木千帆」という芸名だった頃だ。
堺正章がふらふらと銭湯の女湯に入っていくシーンがあり、
おっぱいやら、お尻やら、なにも隠すことなく思いっきり
画面に裸体があふれるから意表を突かれて「ウホッ!」と
釘付けになった。
しかも堺正章は別に怒られないどころか、裸の熟女たちに
「あらあ、大人になったのぉ?」なんてからかわれていた。
おおらかで現代と落差ありすぎだ……。
あれはいまや地上波では無理だね。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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