ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2018.10.26 18:55日々の出来事

「SAPIO」が不定期刊行、『大東亜論』未完で終了。

「SAPIO」が不定期刊行になる。事実上、休刊だ。
『大東亜論』は次が11月2日発売、最後が来年1月4日

発売で、未完のままになる。
最後まで描き続けられなかった。
漫画としては、未完の作品はいっぱいある。

もう雑誌の年齢層は超高齢化していて、その老人層は
極右化・ネトウヨ化している。
若者が雑誌を読まなくなった。

「HANADA」「WiLL」のように極右化しなければ、
特に言論誌は生き残れない。
「新潮45」は極右化に舵を切ったとたん、杉田水脈の
LGBT差別文章と、小川榮太郎の差別補強文章で、
崩壊してしまった。

「SAPIO」は極右化を徹底しなかった。
まだ良心が残っていたから、少し右向きくらいで、
差別や排外主義を徹底しないで、必死で踏みとどまろう
としていたのだが、それが仇になって終わってしまった。

言論の世界は、極右か極左しかなくなっている。
極左雑誌の読者も老化は激しい。
極左雑誌はほとんど商売にならないのだが。

グラデーションの部分が理解できない読者(老人)が
圧倒的多数になったのだ。
極右の老人と、極左の老人しか、活字を読む人間が
いなくなった。

幸いにも、わしの読者は30代と40代が圧倒的多数で
ある。
ここを核にして、バランス感覚のとれた読者を増やして
いくしかない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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