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高森明勅
2018.10.29 16:06政治

「明治」から学ぶもの

明治元年から今年で150年。

 
“明治”という時代から現代の日本人は何を学ぶべきか。
 
一言で答えるなら「属国を拒否した気概」。
 
それが最大のものだろう。
 
弱肉強食の帝国主義時代に、
不平等条約を押し付けられた我が国は、
近代統一国家を建設し、一人前の軍隊を持ち、
粘り強く交渉を重ねる事で、
遂に条約改正を全面的に達成した。
 
敗戦後、事実上の属国であり続けている
日本の現状に、深刻な“痛み”を感じる事もなく、
明治をただ懐古趣味的に讚美しても意味はない。
高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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