ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2018.11.1 10:29日々の出来事

今朝の玉川VS橋下を見た結論

今朝のモーニングショーで玉川徹VS橋下徹の議論を
やっていた。
安田純平(ジャーナリスト)の評価を巡ってだ。

結論を言うと、橋下徹は間違っている。
ジャーナリストを「成果主義」で評価する態度が完全に
間違いなのだ。
成果は時の運だ。バクチと同じなんだから。

国民が知りたいことを伝えるのがジャーナリズムでは
ない。それは商業主義だ。
国民が知らないことを伝えるのがジャーナリストの
使命であって、商業主義とは相容れない。

どんなガイドラインを作っても、100%の安全はない。
行ってみなきゃ分らないのだ。
橋下徹は「成果」と「商売」という新自由主義型の人間
であって、ジャーナリズムの精神が分かっていない。

玉川徹が「英雄」として迎えるべきと言ったのを番組
では「フライング」と評していたが、それは間違いだ。
ジャーナリスト「英雄論」は、民主主義を信奉する国
では当たり前だ。

現にフランスでは拘束されたジャーナリストが解放
されると空港で「英雄」として迎える。
これは「民主主義」を信仰とする国と、日本のように
「ムラ社会の掟」で暮らす国の差だ。
日本が「社会契約論」の国になっていないから、
「国民国家」の原則が日本人には理解できないのだ。

「立憲主義」が自称保守の改憲派にも、和製リベラルの
護憲派にも、いまだに理解されないのは、右派も左派も
日本人は「ムラ社会の掟」で生きているからだ。

橋下徹は思想を知らないから、自分では無意識のうちに、
「ムラ社会の掟」と「新自由主義」で論理を組み立てて
いるが、海外では理解不能だろう。
何でも海外が正しいと言う気はないが、民主主義とは
何かは学んでおかないと、国際社会の一員としては恥を
かくことになる。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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