ゴー宣ネット道場

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泉美木蘭
2018.11.1 15:50日々の出来事

プロヴォーク

『プロヴォーク 思想のための挑発的資料』という、
写真が好きな人ならとりあえず知っている日本の伝説の
写真同人誌がございまして。
フランスなんかで大絶賛されて研究対象になっていたり、
いまだに世界を巡回展している作品群なんですが、
原本は、状態がいいと3冊セットで130万円程するので
なかなか手に取れなくて…

これが一年がかりで完全復刻されて大変心優しい価格で
本日発売とのことで、
手元に届いた。


PROVOKE 全3冊完全復刻盤(二手舎)

多木浩二、中平卓馬、高梨豊、岡田隆彦、森山大道。
写真と哲学思想、詩とエッセイ。

原本は、おちおちめくるの怖いわって感じだったけど、
これなら好きなだけ見開いて楽しめるし、
文章もゆっくり読めるから嬉しい。

復元するの相当苦労したんじゃないかなあと思う。
写真って印刷で再現するのめちゃくちゃ大変なんだよ。
紙選んで細部まで印刷濃度を調整したり、
印刷所によっても、できることとできないことがあるし。

昔、森山大道さんの作品を、大きく伸ばして展示することに
なって、本人が暗室でプリントした見本とネガを、

プロ専門のラボに持ち込んだんだけど、
プリント職人が何度挑戦しても、見本と同じように焼くことが
できず、ついに白旗が上がったと聞いた。
そのときは、見本の写真を写真撮影して、ネガを作って、
それを大きく伸ばすことになったとか。
よく、絵画や建築資料を複製したりデジタル化するために、

写真撮影することはあるんだけど、写真そのものも、
作家のプリント技術が凄いと、ネガがあっても複製できるとは
限らないのであった。

そんな感じで、『プロヴォーク』じっくり見たいんだけど、
今日は『戦争論』を読む日なんです。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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