ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2018.12.19 12:51日々の出来事

国民主義と国粋主義の違いが分かるだろうか?

「サイゾー」の記事をわしは読んでないが、トッキーの
分析のままなのだろう。
確かに『戦争論』の中には、排外主義を主張した箇所は
一か所もない。
左翼は大いに批判したが、それは排外主義ではないだろう。

『嫌韓流』が出たときに、すでにわしの読者から
「私の知り合いが『戦争論』と同じ感動を味わえると
言ってるんですけど、全然違いますよね?」という反応
があったのを覚えている。
わしは『嫌韓流』については「週刊金曜日」にまで出て、
批判した。

『戦争論』はナショナリズムの書であり、『嫌韓流』は
国粋主義の書である。
『戦争論』は「ナショナリズム=国民主義」の書であり、
死者も含む民主主義を復活させた書物である。
『嫌韓流』は「国粋主義=排外主義」の書であり、
在日朝鮮人にまで憎悪を膨らませる書物である。

「国粋主義」と「排外主義」が親和性が高いのであり、
「国民主義」は日本列島に住む民と、先祖たちを、
なるべく多く国民として包摂しようとする思想である。

脳が大雑把にしかできてない極右と極左には理解でき
ないのかもしれんが、今後の『ゴーマニズム宣言』の
連載の中で、折に触れ、啓蒙していこう。

しかし読解力のない馬鹿の責任までわしは負えない。
常識があって、読解力のある読者は、今も『ゴー宣』の
支持者であり、「ゴー宣道場」の門下生として活躍して
いる。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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