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小林よしのり
2019.3.18 09:05日々の出来事

ツュンベリーの記録に残る天皇

昨日、『ゴーマニズム宣言』第42章のわしのペン入れを
終えた。
秘書みなぼんはなるべく早く取りに来てほしい。
これの締め切りは20日(水曜)だから。

午後、わしは『よしりん辻説法』の打ち合わせ。
資料を受け取って、さっそくシナリオを書き始めねば
ならない。

昨日までに1532年に日本を訪れたルイス・フロイス
の『ヨーロッパ文化と日本文化』を読んだが、今日の
午後までに1775年に日本に訪れたツュンベリーの
『江戸参府随行記』を読み終える予定だ。
ツュンベリーは「天皇は大変に神聖なる人と見なされ
ている」とか、「将軍は、最高権力を奪取した後もなお、
天皇には最大の敬意を表していた。」と書いている。
以前、わしが『天皇論』を描いてた頃、天皇なんか
江戸時代には何の存在感もなかったと突っかかってきた
作家がいたが、やっぱり違ってますな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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