ゴー宣DOJO

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笹幸恵
2019.4.8 01:09ゴー宣道場

ゴー宣道場、爆笑の連続。

今回のゴー宣道場、とにかく笑いました。
ゲストの藤井聡先生の話力、ハンパないっす。
経済の話でどうなるかと思いましたが、
素人にもわかりやすくお話しいただきました。

これまで漠然と持っていた消費税に対する認識、
公共投資に対するイメージが大きく変わりました。
国民が痛みを覚悟しないと財政は立ち行かないんだ、
くらいに思っていましたが、今日の理路整然とした
お話(寸劇付き)を伺って、
なるほど緊縮財政がどれほど消費を減退させ、
国力を衰退させるかがよくわかりました。
経済というだけで「難しそう」と遠ざけ、
結果、何となく「消費税仕方ないよね」と
思考停止に陥っていたことを恥じるばかり。

今回、一番勉強になったのは、財政法4条の話。

4条の1
国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、
その財源としなければならない。
但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、
国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し
又は借入金をなすことができる。

なるほどこれが建設国債はともかく
ほかのことは税収で何とかしなさいよって話なのね。

戦時国債の発行をさせないため、
ということでしたが、確かに戦争は国債で
がんがん戦費を調達しますね・・・。

こんな広告も載ったりしています。(昭和17年)


経済のケの字も知らず、まだまだ勉強が足りませんが、
財政法4条、これは大きな発見でした。
藤井先生、どうもありがとうございました。


 

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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