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小林よしのり
2019.4.18 09:29日々の出来事

マスコミは天皇制の解説は高森氏を使え

羽鳥慎一のモーニングショーで伊勢神宮をやっていたが、
本郷和人氏の説明が危うい。
見ててハラハラした。
三種の神器の説明も、国家神道の説明も、あやふやだった。
あれならわしの方が説明できる。
『天皇論』『新天皇論』で描いている。

本郷氏は中世史の専門家なのだろうが、天皇制に好感を
持ってないだろう。
しかも以前、わしとテレビに出たときは男系派だった。
それもエセ保守に影響された適当な根拠だったし、
天皇制に関しては本郷氏は信頼できない。
令和の説明も「巧言令色少なし仁」を参考にして、
ディスったようだし、これはもう無茶苦茶だな。

天皇制を語らせるなら、なんで高森明勅を出さないん
だろう?
高森以上に正確に語れる者はいないぞ。
学者の肩書きがあっても、専門というのがあるし、
つまらん肩書きの権威主義を頼っても、真実を知る
ことが出来なければ無意味である。
いや、間違った知識を身につけたら害悪にすらなる。

中世史では本郷氏を信頼するが、天皇制では高森が
一番正確に分かりやすく語れる。
これから先、天皇制についての解説が必要な場面は
度々あるだろう。
マスコミ諸君は高森明勅を使ってくれ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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