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小林よしのり
2019.5.16 11:48日々の出来事

羽鳥モーニングショーの小室圭特集について

羽鳥慎一モーニングショーで、また小室圭の噂話を
やっていた。
各局、小室圭を取り上げたら視聴率が取れるらしく、
毎日のように小室圭特集をやっている。
これじゃ大谷翔平より知名度が上がるんじゃなかろ
うか?

小舅根性むき出して、人の恋路を邪魔する意見から、
小室氏へのバッシングまでを、大衆が楽しんでいる。
そのせいで、もはや小室圭はカリスマ化している。
あれで圭殿下になったら、ものすごい人気になって
しまうだろう。
若い女性が圭殿下、圭殿下と、大騒ぎになってしまう
に違いない。

しかし、この番組で全くの正論を言っているのは、
玉川徹である。
眞子さまと小室圭の問題では、玉川徹がいるから、
わしは100%安心して見ていられる。

だが今日のゲストの笠原英彦は酷い。なんでこんな
のを出すんだ?
笠原は生前退位の際に、政府の有識者会議で、陛下の
生前退位に反対した逆賊だ。
「退位の制度化はすべきではない」「象徴としての
国民統合の機能が低下する」「摂政の設置がいい」
「皇室典範の改正や特例法、いずれの方法もとるべき
ではない」
こんなことを言っていた笠原英彦に、まだ学者という
だけで権威を感じているのか?

発言内容より、学者という権威を信用するのならば、
この番組のスタッフは「権威主義者」であり、自分の
脳で考えない者なんだろう。
思った通り、笠原の皇室の認識はほとんど間違って
いた。
国民の税金で皇室をまかなってやっているような発言は、
無知の上に、皇族に対して失礼であり、卑しい!
皇室から離れるときの一時金にしても、あれは生まれて
から今まで、人権を剥奪し、自由を剥奪してきたこと
への賠償金のようなものだ。
どいつもこいつも桁外れの勘ちがいをしている。

玉川徹が「失礼を承知で」笠原や女性自身の編集長を
遮ったとき、胸のすく思いがした。
それでいいんだ。
玉川が一番常識があって、謙虚な人間だ。

街のインタビューでは、なんと40%以上が眞子さま
と小室圭の結婚を応援している。
しかも若者が圧倒的に多い。

さらに言うが、小室母は、匿名男が要求するカネを
返す必要はない。
「カネを貸すときは、くれてやるつもりで貸せ!」
というのは一般庶民の常識であり、覚悟だ。
わしも人にカネを貸したことがあるが、必ず「借用書」
を書かせるようにしている。
ところが、それでも返さずに、トンヅラしたりする
ものだ。もう諦めるしかない。

小室圭は純愛のために「まっしぐら」で努力している。
小室は眞子さまを裏切らない。
こんな人物こそ、女性宮家に入って、圭殿下になって
ほしい。
純愛を貫いた一途な男として、すごい人気になるだろう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: ゴー宣DOJO in名古屋「人権カルトと日本人論」

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