ゴー宣DOJO

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トッキー
2019.5.19 12:00皇統問題

追い詰められたDDD(男系男子大好き)団のごまかし

ライジング・コメント欄から
ご意見紹介です!

 


 

今週も配信ありがとうございます。
DDD団はよほど追い詰められているのか、女性宮家や女性女系天皇の容認について、あり得ない極論を並べて危機意識を煽る作戦に出ているようですね。
有本香が「女系論」という言葉を使い始めましたが、そもそもそんな言葉、常識人は使っていません。
小林先生を始めとして、「ゴー宣道場」では双系の容認という立場で一致しており、「男系」とか「女系」にこだわること自体が、明治以降の因習であると皆認識しています。
「女系論の正体」、その答えは「DDD団のでっち上げ」ではないですかね。

ところでDDD団はやたらと「神武天皇以来の伝統」を強調しますが、そこで疑問が浮かびます。
昭和から平成に限っただけでも、それまでの「伝統」にはなかった以下のような出来事がありました。

1)昭和天皇による側室制度の廃止
2)皇太子殿下(現在の上皇陛下)と民間女性のご成婚
3)美智子様、お手元で子育て
4)天皇皇后両陛下(現在の上皇上皇后陛下)が被災者とお話をされる時に膝をつく

彼らはこれらの「非伝統的」な行いをどのように考えているのでしょう。
特に1)は男系継承を困難にし、2)は天皇家に民間の「血」が入ることにつながるのだから、そこにこだわる彼らにとっては大きな裏切りであるはずです。
だから、「神武天皇以来の伝統」を尊重するのであれば、まずは昭和天皇を批判しなければなりません。
そして、皇室を民間に対してオープンにし、庶民の常識を取り入れようとされた上皇上皇后陛下をも批判しなければなりません。
そうでなければ、理屈が通りません。

そういえば、上皇陛下が在位時に「生前退位」のお気持ちを述べられた時、「象徴の務めが疲れたのならば、休めばいいではないか」と批判していたエセ保守がいました。
私はそれを聞いて「そんなことを言うのならば、戦地の慰霊の旅に出かけるな! とはっきり批判しろ」と思いました。
DDD団もエセ保守も、言っていることは天皇陛下の行いの否定なのですが、それを言葉を選んでごまかしているのですね。
「男系いるいる詐欺」も、もちろんごまかし。
特殊詐欺グループに例えるなら、阿比留瑠比や大原康男あたりが元締め、櫻井よしこが参謀、八木秀次が電話係(テレビで喋りまくっているから)、有本香は受け子でもやらされそうな下っ端……ってところでしょうか?
竹田恒泰は「明治天皇の玄孫」という肩書き以外に、利用価値がなさそうなので、ちょっと思いつきません(笑)
冗談はともかくとして、こうしたごまかしを見抜けるようになったのも、『ゴー宣』『ライジング』を読んでリアリズムに則った考え方を学んだからだと思います。
(M.Oさん)

 


 

読売新聞も社説に「女性宮家の創設などを検討していくべきだ」と書くようになり、今や孤立無援、DDD(男系男子大好き)団最後の砦と化した産経新聞、昨日の産経抄の「世間の愚民はまだ女性天皇と女系天皇の違いもわかっていない。それさえ理解されれば必ずや男系が支持される」と言わんばかりの書きようなど、まさに追い詰められてカルト化していく典型的パターンという感がありました。

令和の次の御代、愛子さまが天皇になった暁には、産経は一体どう書くつもりなのでしょうか…と言いたいとこだけど、多分おそらくその時には、もう産経新聞なんかこの世に存在してないんだろうなあ。

トッキー

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