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高森明勅
2019.6.13 06:00皇室

ご譲位に伴う儀式に区切り

6月12日、上皇・上皇后両陛下には、京都の孝明天皇陵・明治天皇陵にご拝礼。
これによって、ご譲位に伴う一連の儀式を全て滞りなく終えられた。

上皇陛下はご即位に当たり、初代の神武天皇及び前4代(孝明・明治・大正・昭和)の天皇陵に親謁されていた。
それに対応して、ご譲位に際しても、上記5代の天皇陵にご拝礼を遂げられたのだ
(孝明天皇陵・明治天皇陵以外は既にご拝礼を済ませておられる)。

ちなみに、これらの天皇の崩御(ほうぎょ)相当日には毎年、皇室祭祀が営まれている
(神武天皇と先代の昭和天皇は大祭、他は小祭)。

この度のお出ましは、上皇・上皇后両陛下にとって最後の“ご公務”とも言える。
どうかこれからは御心安らかに日々をお過ごし戴きたい。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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