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泉美木蘭
2019.7.21 01:05日々の出来事

北原みのり氏「口頭弁論傍聴記」

2日前倒しで今日はライジングの原稿を書いた。
伊藤詩織氏の裁判のつづきで、山口氏の証言について、
再度分析しなおしておきたいところがあったので。

いろんな傍聴記を読んだけど、北原みのり氏のものが
山口氏の代理人によるセカンドレイプのひどさが
すごく伝わってきて、読んでいて怒りを感じるし、
広く読まれたほうがいいと思った。

北原みのり氏「口頭弁論傍聴記」

山口氏の代理人は、伊藤氏への尋問で
「証言が本当なら、強姦なのに、なぜわざわざ準強姦で
訴えたのか?」
と、やたら強姦と準強姦の違いについて議論をふっかけて
いるのが不思議だ。
つまりは「準強姦」=「意識がない」ということを利用して
好き放題言うために戦略的に準強姦ということにしたのでは
ないのか、という言い分なんだけど…。

そもそも「準強姦」という用語をメールのやりとりの中で
先に持ち出したのは、山口氏のほうだもの。
伊藤氏は、自分で調べてみた結果、これは準強姦の部類に
入るのかもしれないという認識はしていたけど、
原宿署に最初に相談に行ったときは、
「強姦の被害に遭いました」と言ったり、
山口氏とのメールのやりとりのなかでは、

「意識がないまま強制的に性行為を行われ」とか
「レイプ」という言葉を使っていて、
そんなに判然とした
様子ではなかったんだから。
山口氏の中に、あれは準強姦にあたるという記憶があった
のじゃないのかなって、どうしても思ってしまうよ。
だから変な議論を持ち出してるよなあと思ってる。


原稿終わって4km走ってきた。

文章書き終わったあとって体にやたら熱がこもってて、
とにかく走り出したくなるんだよ。
いま一週間で30km走るのを目標にしてるんだけど、
今週はさぼってて、今日で20kmしか走れてない。
明日の朝、投票所までありえない遠回りで走っていこうかな。
徒歩30秒で着くところなんだけど。

先日の生放送「立憲民主党の疑惑」でも倉持氏が言っていた
ことで、まったくその通りだよなと思ったのが、
外交や国際問題などが起きた時に、党としてはっきり声明を
出して欲しいというところ。
どういうスケールで情勢を眺めていて、どうしたいと考えて
いるのかをもっと知りたい!

 

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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