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トッキー
2019.9.13 16:19日々の出来事

我が国の航空機生産技術が 灰燼に帰すという日常報告

東海隊長san-jinさんからの
現場報告です!

 


 

私は航空機製造に関わる仕事をしています。

最近、仕事でゴー宣道場のテーマに
関わることを話すことが増えています。

内容は以下のような感じです。

日常報告として投稿致します。

長文で申し訳ございませんが
ご笑覧頂ければ幸いです。

何卒宜しくお願い申し上げます。

【以下 日常報告】

ほんの5~6年前までは、これからは航空機の
仕事がどんどん増えると言われていました。

ボーイング787の大量受注やMRJなどが
話題となっていました。

しかしながら、日本の航空機産業、
特に機体製造は世界で敗北しました。

国際的な競争力は初めから無かったのです。

経営学の権威であるポーターは『日本の戦略』と
いう著書で、日本の航空機産業は、「幼稚」で
あると書いています。

我が国は憲法9条があるために軍隊を持てず、
在日米軍に依存することになり、
制空権を実質、奪われている状態であり、
米軍の制空権を脅かす航空機は製造できません。

結果として米国で生産されている航空機を
米国の都合でライセンス生産することに
なりました。

米国の材料、米国の部品、米国の設備、
米国の工具を使い、
米国の手順書、米国の仕様書にひたすら
従うだけで思考停止状態となっているのが
我が国の航空機製造の実情です。

航空機製造に関わる技術者は旧帝大出身が
多いのですが、その実務は自分で考える力が
なく、度外れて低次元です。

ポーターが『幼稚』と表現するのはこのような
実情があるからです。

さらには、航空機の開発には数千億円の投資が
必要です。

とても一企業では負担できず、
国家が防衛目的で投資することで
航空機の生産技術は向上します。

その技術を民間に転用して儲けを出すことで
税収を増やし、さらに国家が再度投資を
することで良い循環が生み出されます。

このような循環はアメリカ、ヨーロッパのみ
ならず、台湾でも見られます。

しかしながら我が国は自国に投資することを
止めました。

F35はライセンス生産ですらなく、
米国からの購入となりました。

X-2戦闘機のレーダー等の電装品は
おそらく米国指定品の購入となります。

T-X練習機もおそらく米国からの購入と
なります。

もともと「幼稚」であったところに、
ライセンス生産で すら無くなってしまうので、
我が国の航空機の生産技術が
灰燼に帰すことは明白です。

我ら国民が「米軍依存は嫌だ」、
「制空権を取り戻せ」、
「自分の国は自分で守る」、
「戦闘機は自分で作る」と
声高に言わなければ我が国の航空機産業は
発展しません。

9条を改正し、軍隊を持ち、日米地位協定の
正常化を進めなくてはいけません。

そうしなくては、我々のような航空機産業に
関わる者はいずれ窮地に陥って、職を無くす
ことになります。

以上、最近はこのようなことを
仕事でよく話します。

結構驚かれますが、
「9条は守らなけれいけない」と
言われたことはありません。

かと言って「9条を変えよう」とも
言われませんが、、、

 


 

数年前、日本の航空機製造産業が復活するとか何とか言ってた時の印象がそのまま残ってたので、これには驚きました。
憲法9条を守れと言う人は、一体何を守りたいのでしょうか…?

トッキー

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