ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2019.10.25 08:13日々の出来事

第84回「ゴー宣道場」アンケート回答1

10月20日(日曜)ケネス・ルオフ氏をゲストに迎えて、
第84回「ゴー宣道場」が開催された。
天皇制に関するいろんな論点が出てきて、とても有意義
な議論が行われた。
参加者アンケートを紹介して、ひとことコメントする。
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◆ルオフ先生の誠実な主張が、私とは違った意見でも
すなおに聞けました。
(埼玉県・46歳男性・会社員)
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人柄って大事だな。人柄を評価できる感性も必要。
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◆伝統についてのルオフ先生のお話しがあったが、
私も同意見であり、また、私は変わり続けることも伝統
であると思う。
ただ続いていることが伝統なのではなく、人々の心の
中に有る「バランス感覚」や「美意識」などの内面的な
ものを重視すべきだと思う。
(神奈川県・14歳男性・学生)
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14歳なのか?高度なことを感じているな。
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◆「伝統」の定義は確かに考えた事はなく、魔術的な
要素が強いとの話しは納得しました。
「伝統」をこわすのか、と相手から言われると、
まずは躊躇して自分の疑問もしまいこんでしまい、
もういいやとなってしまいます。
おそらく女性天皇の事も賛成の国民が多いのに進んで
いかない構図なのでしょう。
ここの切り崩しを戦うゴー宣道場でやっていかなけれ
ばと思ってます。
(神奈川県・49歳男性・ケアマネジャー)
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伝統という言葉の魔術性というのは、ルオフ氏の名言
ですね。
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◆ルオフ氏が「伝統」と「因習」の違いを「人に被害
を与えるものかどうか」と言われた事に強く共感
しました。
また「積極的な少数派は静かな多数派を負かせる」と
いう言葉は、権力と金を持つ頑固な男系派が皇室制度
改正を阻んでいる日本の現状を言い当てていると
思いました。
(東京都・女性・主婦)
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強硬で五月蠅い少数派に政治を歪められないように、
静かな多数派はこのままでいいのか考えた方がいい。
それが「戦うゴー宣道場」なんだよな。
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「伝統とは変えたくない言い訳」という言葉が印象
に残りました。
「護憲派」という人達も戦後70年以上のことだから…
と「伝統化」を進めようとしていることが重なりました。
また、その「伝統」の言葉を悪用している向きもあり、
自分の考えをしっかりと持たないといかん!
と思いました。
(東京都・45歳男性・会社員)
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伝統とは歴史の中で醸成されたバランス感覚であり、
エートス(魂)であって、決して進歩を拒否すること
ではない。
ちょんまげを切っても、洋服になっても、椅子の生活
になっても、日本人の美意識として残るものはある。
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◆ルオフ先生の新天皇の役割は、外国にルーツを持つ
移民(新日本人)を統合することとの指摘は重要だと思う。
(神奈川県・50歳男性・会社員)
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八木秀次や自称保守の連中のように、ハーフの天皇は
ダメなんて言ってたら、純血種日本人しか国民の象徴に
なれないということになり、ナチスの思想に近づいて
しまう。
男系固執の連中は進歩を拒否する国粋主義者である。
真の保守とは違う。
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◆「日本人は自分の意見を言わない人が多いのでは
ないか」という質問に、ルオフ氏が「知識なしで話す
人がいるので、日本の方がマシではないか」と答えた
のが意外でした。
きちんとした意見をはっきり言うのは、難しいんですね。
(神奈川県・39歳男性・会社員)
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昔に比べれば日本人は挙手するようになった。
わしはそれを大いに評価している。
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◆ルオフ氏を中心として、諸氏の意見、補足により、
色々な事案に気付きました。
「対米従属が伝統」というルオフ氏は半分冗談と言って
おりましたが、半分は真実という冷徹な表現には目が
さめました。(全く笑えなかったです)
(東京都・55歳男性・教員)
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そうなんだよね。
わしとしては日本人を一番軽蔑するところなんだよ。
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◆創唱宗教・自然宗教という区分を初めて聞きました。
宗教や伝統の定義は本当に難しいと思いました。
神道は宗教として不完全で、外国の宗教より劣っている
ような感覚でしたが、高森先生の話を聞いて、何も劣っ
てはいないと思えました。
(静岡県・57歳男性・不動産業)
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一神教から見れば自然宗教は劣っているらしいが、
宗教は優劣の問題ではないだろう。
男系絶対主義者は、男系が「絶対」と「固執」する
感覚がまるで一神教の原理主義者のようだ。
その一点をとっても、日本人の美意識からかけ離れて
いる。
そして男系一神教が神道界には多い。
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◆「男の子を産め」という圧力はまだある気がします。
特に田舎ではまだまだあります。
(神奈川県・37歳女性・会社経営)
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そうだろうな。そこは完全に男尊女卑だよな。
11月10日の「ゴー宣道場」で議論すべき論点だ。
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◆ルオフ先生が大戦において日本の民間人を虐殺した
旨の発言をされたのはスゴイことだと思いました。
アメリカ人の生の言葉で、そのことに言及されるのを
初めて聞きました。
ルオフ先生はリベラルにしてナショナリストだと思い
ますが、それでも正しいものは正しい、悪いことは悪い
と、国益を超えて考えることのできる素晴らしい方だと
思いました。
だから同じナショナリストの小林先生と馬が合うのだ
と思います。
日本の右や左は全部アンチ・ナショナリストのグローバ
リストだから、そりゃ合わないでしょうって思います。
(京都府・44歳男性・自営業)
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なるほど。新自由主義・グローバリズムは、国家破壊で
アンチ・ナショナリズムってことに、保守を自認する
者が気づいていないからな。
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◆アメリカ政府も日本にした事をみとめるべきだ、
というルオフ氏の観点なら、日本の戦争責任論も一定は
理解できます。
が、結局国々はエゴで作られている部分もあるので、
結局はどの国もそんなこと認めないと思います。
そういう意味で日本も認めるべきではないと思います。
(神奈川県・46歳男性・会社員)
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実はわしもこの人の意見に近くて、アメリカ人は日本
への戦争犯罪を認めて謝罪しても、日本は韓国や中国
のように永久に謝罪しろ、何度でも賠償しろとは言わ
ないんだよ。
そこが決定的に日本人と、中国・韓国の違いだな。
中国・韓国・北朝鮮のヤバさは、諸外国の人々には
伝わらないんだよな。日本国内の左翼にもな。
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◆男系のみは日本とサウジアラビア…サウジと同じで
良いのですか?という問いは日本人にはなかなか思い
つかない。
天皇もグローバルな文脈で読み解くのは必要な視点だと
思います。
(宮崎県・51歳男性・教員)
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インターナショナルな文脈だな。
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◆言葉のハンデのあるルオフ氏の方が、前回ゲストの
田原氏より議論がかみ合うっていうのは、なぜなんで
しょうか。
有意義なお話ありがとうございました!
(兵庫県・46歳男性)
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田原は嫉妬してるからな。
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◆マダム・バタフライ(蝶々夫人)のイメージが未だに
根づよいのがおどろいた。
しかし、現実とのギャップが大きいので、日本の現在の
あり方を正しく伝える必要性を大きく感じた。
(千葉県・29歳男性・会社員、カウンセラー)
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日本女性は外国人に人気があると言うけれど、蝶々夫人

だと思われているからなんだよな。

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◆質疑応答のパートだととらえておりますが、

質問ではなく、自身の意見の開陳に終始されている方が
多い印象でした。
師範方のご意見を伺いたいので、質問だけを受けつける
形にして欲しいと思います。
(東京都・48歳男性・医師)
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どんな意見でも引き受けて、引き上げるというわしの
態度の盲点がそこにあるんだが、どうする?
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◆質問者の方の、複雑性について「ご縁」「おかげさまで」
の話が印象に残りました。
つながりを無意識に意識してしまうところが、共同体が
強くなる良い面でもあり、集団の中で意見(特に反対意見)
が言いづらくなる悪い面があると思いました。
(東京都・43歳男性・公務員)
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プラス・マイナス、両面あるからな。
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◆ルオフ先生の伝統の魔術性という言葉、すごくしっくり
きました。
私自身特別伝統を重視しているのではないのですが、
やはり「これが伝統だ」と言われてしまうと、無条件に
信じてしまうことがありました。
現にゴー宣を読むまで、私は天皇は男系で続けられており、
今後もそれを続けるべきだと考えていました。
“これが伝統なのか”“伝統とはそもそも何か”を常に
考えなければならないと思います。
(東京都・21歳男性・学生)
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思考停止の伝統は因習に堕す。
それが一番分かっているのが天皇陛下だろう。
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◆ルオフ氏の誠実さをとても感じました。
外国から見た日本を感じました。
そして日本女性がとても立場が低いと思いました。
愛子天皇になっていただき、地位向上にできることを
行ってまいります。
(群馬県・42歳男性・看護師)
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愛子さまが日本の未来の鍵を握っているな。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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