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高森明勅
2019.11.24 06:00皇統問題

「親謁の儀」お供の皇族ゼロ

天皇陛下の伊勢の神宮へのご親謁。
本来なら、ご一代に一度(ご譲位があればその時も)の重要儀式なので、
天皇・皇后両陛下にそれぞれお供の男女の皇族が、従われるはずだった。

平成の時は、上皇陛下のお供に秋篠宮・高円宮両殿下、
上皇后陛下のお供には秋篠宮妃・高円宮妃両殿下が、それぞれ当たられた。
昭和の時も、秩父宮殿下等がお供。
しかし、令和ではゼロ。

皇室の現状では、女性皇族がお供をされるのに特に支障は無い。
しかし、男性皇族の場合はそうはいかない。

皇后陛下にだけ、女性皇族のお供が従われるという、不均衡は避ける必要がある。
その為、結局、お供の皇族が“ゼロ”という形にせざるを得なかった。
男性皇族の減少は、既に様々な場面で、皇室の姿を変えつつある。
女性皇族も今の制度のままなら、お若い6方の内親王・女王方は早晩、
ご結婚のご慶事と共に皇室を去られる事になるはずだ。

【高森明勅公式サイト】
https://www.a-takamori.com/

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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